攻勢

文藝 2011年 11月号 [雑誌]

文藝 2011年 11月号 [雑誌]

7年前のきょう、入院した。
あれからいままで、ワセブン新人賞に2度、中部ペンクラブ賞に3度、応募した。
いまだ、なんの結果も残せずにいる。
退院後、だんだん調子が上がってきているから、これからはあまりいこじにならず、自由に投稿しよう。
いまはことし3月の手書き原稿をワープロ打ちするだけの日々になっているけど。
入院中、決意を語り、固く握手した水谷さんとの約束も守らんとな。
傷つくことを怖れず、臆病者の汚名を晴らそう。
映画『けいおん!』の宣伝番組での予告編を観て、思わず泣いちゃったなあ。
第1期の最終回でも泣いてしまった。
唯が置き忘れたギータを抱えて、学園祭のステージに急ぐところで、入学式の登校風景が重なる場面。
思い出しただけで、嗚咽が。
デスノート』で、夜神月が最後、高校時代の自分とすれ違うところにも相通じる無垢さ。
きのうも『文藝』11・冬の辻原登×青山七恵×野崎歓の鼎談を読む。
パスティーシュで物語を受け取り、育てる。
プルースト、ジョイス、カフカを忘れて」というのが新鮮。
ランボーの「絶対に現代的でなければならない」の新解釈も。
青山さんは『文藝春秋』2012・新年特別号で綿矢りさとも対談しているなあ。
近代のオリジナリティ信仰か。
坂の上の雲』では、旅順のロシア軍の要塞が、近代との出会いだったとか。
それでは。