地道

悲惨すぎる家なき子の死

悲惨すぎる家なき子の死

プランク・ダイヴ (ハヤカワ文庫SF)

プランク・ダイヴ (ハヤカワ文庫SF)

きのうは、『悲惨すぎる家なき子の死』をe-honで予約した。
『文藝』で5作読んだが、書き下ろしとかあるのかな。
イラストも載るようだが。
また、9年前に書いた群像応募作を書棚から引っ張り出してみた。
拙いが勢いや独自性はいまより上。
やっぱり低空飛行なんだろうか。
もうそんな発破のかけかたで発奮、反発するような元気もない。
『プランク・ダイヴ』のときも電話口で、使えないなあ〜、と言われ夜に書店に行くやる気は消し飛んだ。
ブログには書かなかったが、精神的危機の2日間がきょねんあった。
生きているだけでも及第点な現状。
いたく傷ついた。
それが素直な気持ち。
打開するには冴えない毎日でも半分あきらめて前へ進んでいくだけ。
過去よりも輝いていなくても。
そう阿部さんの短編を少し読んで思った。
10年前の大波の再来を待ちながら、つまらないきょうを生きる。
これを読んでしまったので、らいねん群像に投稿するしかなくなった。
低空飛行の反発になるのかは判らないが。