危機と復活

回転木馬のデッド・ヒート (講談社文庫)

回転木馬のデッド・ヒート (講談社文庫)

十九歳の地図・蛇淫 他―中上健次選集〈11〉 (小学館文庫)

十九歳の地図・蛇淫 他―中上健次選集〈11〉 (小学館文庫)

きのうは大江健三郎「空の怪物アグイー」と村上春樹レーダーホーゼン」を読み終える。
武満徹が好きだった大江さんの短篇で「懐かしい」の「し」が脱字して空白になっていた。
そしてきょう『懐かしい年への手紙』が国立より着。
その脱字のページが207ページで次をめくると短篇が終るのだが、ちょうど『1973年のピンボール』も読んでいて、双子の208と209という呼び名の人物が出てくるんだけど、これがくだんの最終見開き208ページと209ページにだぶる。
万延元年のフットボール』も並行して読んでいるが、これも「ボール」つながりだったり。
そもそも『水死』に『空の怪物〜』の筋書きが出ていたのでネタばれのまえに読んだのがきっかけだったが、脱字の「し」と『水死』の死ともかぶったり。
阿呆らいしいのでもうやめます。
両作ではものたりなかったので、懸念していた両氏の3巻組の長編を文庫でついに読み始めた。
池上彰の『伝える力』で「一番はじめ」は意味が重なっていておかしいとあったが、中上健次の「一番はじめの出来事」があるし、「一番はじめは一宮」というわらべ歌もあるくらいだから、べつにいいのではないか。
と考えて、きょう吉田喜重を観ようとしたら、ブルーレイレコーダーが壊れてしまった。
散歩は風が冷たくマスクをした。
暖かいコンビニで吐く息がこもり、眼鏡が曇った。
いままで夏用のCCCという聞いたこともないメーカーのジャージを着ていたので寒かったが、冬物に変えても軽減されなかったような。
風の冷気には敵わないのか。
きのうは比較的よかったけど。
バクマン。2』「大好きと否定」を観た。
秀人と香耶の結婚式が皇太子さんと雅子さんと同じ6月9日だった。
西暦が2013年になっていて、ご成婚のちょうど20年後ということになっている。
レコーダーはレンタルしたDVDが外に出なくなっていてジョーシンに持っていこうかとしていたら、なんとか自力で無事取り出すことが出来た。
あすの期限当日に、観る予定です。