まあ、なんという

夏目漱石全集〈7〉 (ちくま文庫)

夏目漱石全集〈7〉 (ちくま文庫)

軽蔑

軽蔑

きのう、夏目漱石が42才で満韓旅行をしてから、およそ1年後に修善寺の大患になったことを知る。
私も去年、10月に漱石の「満韓ところどころ」を手に大連旅行をしたので、ことしの10月になにか起きはしないかと不安になるような、ならないような。
それから大江健三郎が、朝日新聞文芸時評を連載中に中上健次が亡くなったのもきのうようやく気づく。
『小説の経験』にNHKの人間大学の講義と合わせて、文芸時評も載っていて、そこの「最後の中上健次」という記事を読んだ。
高橋和巳とだぶらせていた。
1992年8月。
当時17才。
リアルタイムの新聞記事では読まなかった。
ゲームばかりしていて碌に新聞はチェックしなかった。
いまは毎日読んでいるが、新聞を批判するひとも多い。
立川談志とか村上春樹とか。
社説とかは馬鹿らしくて読まないけど。
太田光はそこだけ読むそう。
この1週間は過去の他者から浴びせかけられた言動に心沈む日々。
でもきのうくらいには、案外平気になった。
気にしないほうがいい。
あと文芸誌を買いに行きたいが、10日発売の山尾悠子の文庫を店頭受け渡しで予約しているので、その通知待ち。
別に暇だから、何度出向いても問題ないけど。
13日の図書の帰りに寄ればいいか。
あす『文學界』以外の文芸誌すべて手に入れよう。
そうそう『生きてるものはいないのか』が2月公開か。
原作を借りたまま読んでないぞ。
申し訳ない。