ジュリアン・バーンズのブッカー賞受賞作

エドガー・ソーテル物語

エドガー・ソーテル物語

時間はだれも待ってくれない

時間はだれも待ってくれない

きょうの朝日新聞別刷グローブで、バーンズの『The Sense of an Ending』が取り上げられていた。
エイドリアンって両性で通る名前なんかな。
150ページの薄さながら、熟練、彫琢の一品とか。
4回目のブッカー賞候補での受賞。
ブッカーが英国でカズオ・イシグロが獲ってて、ヒューゴー、ネビュラは米のSF賞で、ゴンクールウエルベックが獲った仏の賞なのか。
1冊くらい読んでみたい。
朝日のほかの読書面の記事は、奥泉光の『これはペンです』書評があった。
電話帳も小説である。
あとは、加藤周一スティーブ・ジョブズ、デイヴィッド・ロブレスキーの『エドガー・ソーテル物語』など。
先週の東欧SF短篇集『時間はだれも待ってくれない』もおもしろそうだったなあ。
バルガス=リョサの『密林の語り部』は岩波文庫から。
創元SF文庫の山野浩一もあるなあ。
きのうの新聞には、池澤夏樹佐伯一麦高橋源一郎などの作品をまとめた震災の本が、翻訳されて、来年3月に日本では講談社から出版されるという記事があった。
見出しが、J文学集とな。
大震災の数日後にはニューヨークタイムズから、村上龍東浩紀、源ちゃんに原稿依頼があったという。
大江健三郎もなのかなあ。
「余分なものを排する力」安部ゆう。
それでは。