台風12号、眠れない夜

早稲田文学1

早稲田文学1

ノヴァーリスの引用 (集英社文庫)

ノヴァーリスの引用 (集英社文庫)

きのう、手書き原稿の打ち込み作業を2時間やって、疲れたから『カイジ』を観ずに寝たら、まったく眠れず。
パソコンの光が、そうさせたのか。
台風の暴風と気圧も関係あるのか。
ここ最近、寝つきが、すこぶるよかったのは深夜にパソコンを長時間使わなかったのが要因だったのか。
夕方読んだのだが、蓮實重彦が、『早稲田文学復刊1号』のインタビューで「言葉の震え」の重要性を述べていた。
ヨナさんも言ってたなあ。
小説のほうは、辻褄が合わない箇所を直した。
ようやく30枚打ち込み終了。
なにを血迷ったか、『すべて真夜中の恋人たち』の読者モニターに応募してしまったので、もし受かったことを考えると、締め切りのある読書をしないといけなくなるから、早めに打ち込み作業を終わらしたい。
エントリーシートには好きな作家を3名上げてください、というのがあった。
多和田葉子阿部和重マヌエル・プイグにした。
ちょっと固かったか。
今回は純粋な恋愛小説らしいので、対象は女性読者がメインかも。
100名選ぶようです。
このような事情で、目先の仕事に集中しきれない状況に陥りそうなのに、なぜか次回作についての心配をしてしまう。
知らないうちに蓮實重彦に影響されてしまった作品なんだが、なぜだが蓮實さんがお嫌いなメタ・フィクション。
ノヴァーリスの引用』を書棚から引っ張り出した。
なんかワセブンへは送りづらい。
前任者におもねった作品を新しい選考委員が選ぶだろうか。
だから、神聖かまってちゃん、やりすぎ都市伝説、鳥居みゆきを観て、さらに恐れおののいていたはずなのに大手新人賞の2013年締めに応募しようと、散々ぶれてきたけど今度こそそうであってほしい最終決断をした。
もちろん賞を獲るためのすり寄りはしたくない、選考委員の奥泉光の小説は参考に読むかもしれんが、基本は受からなくてもいいから、自分のやりたいようにやっていくスタンスで。
しかしどうも意識しちゃう。
死ぬ気でがんばっちゃおうかなとか考えてしまう。
春樹・阿部・私、とか。
いまからもう緊張する。
チキンだ。
不眠の原因はこれか。
同人誌のように、落ちても腐らないくらいの全力を出そう。