アートラボへ


きのう、錦の万勝サウス館にある、アートラボに行ってきました。
お目当ては、15年振りに会う若見ありささん。
でも酒井くんにも会えた。
彼とは挨拶だけしかできなかったけど。
ほかにも名古屋芸術大学愛知県立芸術大学の作品もあった。
酒井くんは名芸のギャラリートークにいた。
愛芸では坂本夏子さんの「秘密の水浴び」があった。
豊田市美術館で、「overflow」が良かったひと。
肝心の若見さんの作品は11作の短篇アニメーション。
どれも力強さがあった。
シンプルで判りやすいようであり、なんだか異様な情熱を感じる。
下手うまな要素が、ユーモアにもなっていた。
鑑賞後、忙しいなか、いろいろとお話してもらい楽しかった。
今回の上映ラインナップは1999−2011製作のもの。
私がいい加減な学生映画を撮っていたころ、彼女はひたむきに努力した結果があったんだろう。
規範に反抗するだけで、編集も音入れもサボる悪癖の私は、小説にシフトしたいまも、作品を満足いくまで仕上げた試しがない。
若見さんは反抗心は、以前と比べ和らいだと言っていた。
いつまでも変なところにこだわって納得できてないのに発表しちゃうのではなしに、自信を持てるようになりたい。
若見さんは今後の方向性を悩んでいた。
素直に不安を感じるから、「無知の知」で自他ともに吟味できる。