自家薬籠中

クリといつまでも

クリといつまでも

ハイウェイとゴミ溜め 新潮クレストブックス

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ニートは、最高。
『ハダカDE音頭』は『クリといつまでも』を連想した。
このブログが完全に『俺俺』になっているような。
ジュノ・ディアスの対談は2夜連続で行われ、9月発売の『早稲田文学4』に掲載されるとか。
中部ペンクラブ文学賞の最終候補は5作か。
このなかに入れたら本望。
阿部和重が『J文学マップ』で好きな小説として挙げていた「メトロキッズ」の中莖裕司さんは阿部さんの専門学校時代の友人であることが、『月刊カドカワ』での蓮實重彦氏の質問(プイグが生きていたらどの著作を読ませたいか、という問いで、答えが学生時代に撮った「鼻血女のキス」(脚本が中莖氏)と答えていた)で明らかになった。
これは私が『トリッパー』でわざわざ阿部さんに質問した、「メトロキッズ」ってどんな小説なんですか? のあとに知った事実。
1997年12月の『月刊カドカワ』は立ち読みしていたが、すっかり忘れていた。
で、今年に蓮實さんが選考委員の新人賞に応募しようとしている13年後のわたくし。
阿呆な因縁めいたものを感じてしまう。
ちなみに蓮實さんは、昭和天皇と同じ誕生日、4月29日の昭和の日生まれです。
そして昭和天皇ノーベル賞が出来た年1901年生まれ。
これは今回の早稲田文学新人賞の受賞者が、のちのちノーベル文学賞を獲るということ。
1899年生まれ川端康成、1935年大江健三郎、1971年?
ちょうど36年周期、亥年生まれのひとが獲っている。
東浩紀が獲るのか、彼が選考した青沼静哉が獲るのか。
ちなみに私の兄も1971年生まれ。
兄はワセブン新人賞に応募を済ましました。
一周り飛ばして、ちょっとずれるけど、1984年生の綿矢りさかもしれんが。
それでは。