『小説家を見つけたら』(2001)鑑賞
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2009/06/26
- メディア: DVD
- 購入: 5人 クリック: 91回
- この商品を含むブログ (31件) を見る
- 作者: 高橋源一郎
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2005/09/02
- メディア: 文庫
- クリック: 26回
- この商品を含むブログ (36件) を見る
チェーホフ、キルケゴール、サド、三島由紀夫、ジョイス、ブラッドベリなんかを愛読するブルックリン出身のジャマールと若いころ1冊だけ小説を出版した老年のひきこもり作家フォレスター(ショーン・コネリー)の友情物語。
原題は”ファインディング・フォレスター”
『ファインディング・ニモ』も”発見”という意味なんだろうか。
素晴らしい映画でした。
サント作品は『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』くらいしか観ていないと思うが。
『エレファント』くらいは観たいのだが。
ラストの箱の中身には泣きそうになりました。
『ダークナイト』『ビッグ・フィッシュ』『ビューティフル・マインド』『4ヶ月、3週と2日』そして今作、このひと月で借りたDVDはどれも当たりでした。
兄のセレクトでしたが。
いま兄が東京へ向かいました。
4ヶ月後の大江賞で会うことになりそうです。
日曜日の『情熱大陸』では道尾秀介の本棚に『細雪』や太宰治と並んで高橋源一郎の『君が代は千代に八千代に』が並んでました。
火曜日には中国の友人から電話。
夜勤の職場から。
DVDのお土産でなにかほしいものはないかとのこと。
『熱海の捜査官』とパフューム『ゲーム』初回盤を頼みました。
『ぜんまいざむらい』(NHK教育アニメ)も欲しいような。
いつも悪いのでお礼になにか差し上げたいんですが。
ブルーレイの『スタジオパークからこんちは』町田康と『今のわたし』宇多田ヒカルを兄が置いてきましたが。
いま夕刊を見たら「東海の文芸」は来月のようです。
新作小説はどうも選考委員の蓮實重彦に媚びへつらう作風になっている。
就任コメントで「私から最も遠く、その遠さにおいて私を驚かせてくれるものを選びたい」と言っていたし。
このままでは適当なにぎやかしの一部になりそう。
文学をすこしかじった程度で文学通をひけらかしているような醜いゴマスリ作家志望。
それがいまの私です。
どうか見つけてください。