今後の方向性
- アーティスト: クラフトワーク
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2008/06/11
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- 作者: ヴァルター・ベンヤミン,山口裕之
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2011/01/06
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遅い昼食のあとは、兄が『情報の歴史』を朗読していた。
きのうは疲れた、疲れたと連発していたが、安部公房の『棒』を20年振りに再読して元気をもらった。
金曜日に兄がミュージアムショップで買った4冊がこんごの活動に大まかな指針を示しているような気がしてきた。
アート路線というか、文芸アート宣言というか。
山崎ナオコーラも小説は黒と白のシミのアートだと言っていたが、個人的には阿部和重・中原昌也・福永信・佐藤友哉のアート性に惹かれていたと思う。
これをもって徹底化したものが、「メルキド」である。
最新作「がいこつのまち」は流通するものを意識して書いたので、もともとそんなものには向いておらず、結果的に中途半端になってしまった。
この反省からいま書いている最中の早稲田文学新人賞向けの作品は、もうちょっと自由に好きなようにやってくわ、といった感じ。
しかし、絶対感覚や私的確信というのは柄谷行人が指摘するようなナルシシズムに陥る危険性をはらんでいるのか。
独我論を突き破るような経験論の範疇もかわすような、他者の存在を意識できていたときは絶対感覚のようなものを持ちあわせていた気がしていたが、いまは微少なのでなんともいえない。
ナルシシズムと他者との齟齬。
蓮實重彦ならそういうか。
きのうはいま読んでいる本がすべて俗な物語ばかりのように思えて、『快楽の館』「キュー植物園」『千のプラトー 上』をほんの少しだけ読んだ。
『ダロウェイ夫人』をメグリアへきょう買いに行ったがなくなっていた。
代わりに兄リクエストの『ベンヤミン・アンソロジー』を購入。
証明写真も撮った。
目つきが尋常ではない。
なにを読み、どうを書くか。
どう読み、なにを書くか。
いまはまだ『嘔吐』『ドン・キホーテ』『失われた時を求めて』『カラマーゾフの兄弟』『白鯨』『城』を読むのは時期尚早のような。
きょうは『江』『レッドクリフ』(リン・チーリン)、『情熱大陸』(道尾秀介)がやるなあ。
きのうは『美の巨人たちSP』『Q〜わたしの思考探究〜』(ピース又吉)、『チューボーですよ』(ピエール瀧)がやったのか。
アンアンの村上ラヂオはアボカドの旬とアボカド丼の話。
星占いは自分のやりたいことをやる、と本腰を入れてやる。
さてと。
明日のブログは休みです。