『ビューティフル・マインド』(2001)鑑賞

ビューティフル・マインド [DVD]

ビューティフル・マインド [DVD]

漂流 本から本へ

漂流 本から本へ

私はタイトルくらいしか知らなかったんですが、兄の見立てでレンタルしたのをきのう観ました。
数学者の数奇な人生。
ジョン・ナッシュという実在の人物をモデルにした作品だと鑑賞メーターで知りました。
まるで私が目指している人生そのものでした。
1994年のノーベル賞の授賞式が作中出てくるんですが、そこで大江健三郎を探してしまいました。
それは冗談として、撮り方は普通の映画でしたが、大変おもしろかったです。
アカデミー賞の作品はやっぱりレベルが高いのかも。
ルームメイトやパーチャーの役者もかなりよかった。
ラッセル・クロウは完全に馬鹿にしてたけど、これで認識が大きく変わりました。
ロン・ハワードって『ダヴィンチ・コード』の監督だけど『スプラッシュ』に並ぶくらいの傑作なんじゃないかなあ、今作は。
アメリカ映画の底力を感じた。
最近はイメージ悪いが、それでもハリウッド大作も観るには観るけど、こういった作品もあり、うれしい。
レンタルビデオ通いは続けよう。
      *
きょうは朝から『ドラゴンボール改』と『題名のない音楽会』の録画を観た。
前者はセル対スーパーサイヤ人孫悟空
後者はウルトラマン・オーケストラだった。
佐渡裕も馬鹿にしていたが見直した。
三枝成彰のことだったか……
冬木透先生が観られてよかった。
火曜日もミニストップになかったので、村上ラヂオを読みに自転車で書苑イケダに行ったが、きょうは歩いて立ち読みに向かった。
先週は蕪の話。
今週は20代の話。
一言は革命に向かない日本とベルリンのベジタブルハンバーガーショップ。
『漂流 本から本へ』を購入。
『苦海浄土』「エントロピー」『デュシャンは語る』を立ち読み。
アエラ』のスティーブ・ジョブズも。
ツイッターを見ると『メイスン&ディクスン』を挫折して『逆光』を読んでいるひとが結構いるよう。
豊崎由美も順番を変えて読んだほうがいいとアドバイスしていた。
ピンチョンは1年かけてゆっくり読もうとも。
河出の『ヴァインランド』を買って1年になる。
いまだ90ページほど。
『アンアン』の星占いに価値・使命を見つける、新規開拓とあり、六星占術でも1月が苦手克服できる、だったので、それが海外小説かも。
きのうは『死の家の記録』を書棚から引っ張りでしてきた。
2004年の秋に購入している。
読んだのは数ページだ。
『快楽の館』もまえに出してきたけど。
佐々木中は「本は少なく読め。多く読むものではない」と色んな高名なひとが言っていると書いている。
同じ本を何度も読めと佐々木さんは解釈している。
ゆっくり読めともとれるような。
藤田直哉読書メーターがレベル上げの場になっていると嘆き、量より質の大切さをツイッターで述べていた。
池田雄一さんや村上春樹も同じことを言っていた。
本はステイハングリー、ステイフーリッシュの精神で買い続けると思うが。
それに私の場合は遅すぎるし、少ないともいえないほど少なすぎます。