酒井くんの映画の感想
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2008/04/23
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- 作者: マリオバルガス=リョサ,Mario Vargas‐Llosa,木村栄一
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2000/07
- メディア: 単行本
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”CSL”とは”キャット・ステップ・レンツ”(? 間違っているかも)の略。
猫の歩幅を計る男とホームビデオを拾ってきて観る女の話でした。
随所にとぼけた演出があり、暖かい気分にさせられ、笑える作品でした。
福島さんの映画とは正反対な作風。
美術が太田さんでしたが、コミカルなリアルさが出ていたように感じました。
最後はとても考えさせられる展開でした。
ただのコメディではない滋味深い感じも出ている。
ものすごく個性的な役者がいい味をそれぞれに出すことにもなっていた。
映画を娯楽や芸術の枠にはめて、型通りでないと認めず、自由さを否定している風潮に一石を投じるような気もしました。
娯楽と芸術の中間ですらない、新しい地平。
そんな刺激を受けました。
*
『転々』(2007年公開)も水曜に観た。
三木聡監督とは気づかずに借りてきた。
吉高由里子のトリスCMのキャラ付けはここからきていたような。
旅の前日に髪を切るな、旅先でサングラスを買うな、とか細かいネタの宝庫。
ほとんど忘れてしまいましたが。
同じ年に公開の『監督・ばんざい!』でもマヨネーズグルメが出ていたなあ。
酒井くんの映画と三木聡演出とは違いがあるか。
CSLのチラシには既視感ゼロと謳ってあったが。
それなのに一尾さんの推薦文が既視感100%という。
監督とは上映終了後、ロビーでおにぎりをほお張って外に出たときちょうどはち合わせてのですこし喋ったが、一秒でも早く正文館に行きたかったので、同じく階段をおりて出口に向かうのに、こちらから会話を一方的に遮断して、ふたり縦に重なって歩いたので、とても気まずい思いをお互いしてしまったような。
申し訳ありませんでした。
もっと映画の感想や当日着ていたチェブラーシカのTシャツや監督が交通事故で左大腿部粉砕骨折をしたおり、お見舞いにかけつけた泉くんのことなどを話せばよかったんですが、極度の人間不信のため、傷つかないための予防線を微妙なニュアンスでしめそうとしちゃいました。
結局その足で向かった書店では、『若い小説家に宛てた手紙』『暴力に逆らって書く』を購入。
『スローラーナー』『チボの狂宴』『サラミスの兵士たち』『日記をつける』『暗い絵』『小説新潮』(佐藤友哉)、『アンアン』などを立ち読み。
村上ラヂオはオープンカーの話、一言は健康にまいたけを。
占いの週間は妥協と盛運、11年は反逆・独立とパワーの確保・裏方に徹す。
正文館がアルバイト募集してたなあ。
そういえばユヤタンがツイッターを始めて、島本理生と再婚したことを公表してました。
最高のクリスマスプレゼントになりました。
復縁おめでとう!
牧野信一の自殺はお金、保養の時間、親しい友があれば防げたと言っていたのは誰だっけ。
ツイッターで見たんだが。
宇野浩二かな。
『馬鹿たちの学校』中原昌也やいしいしんじ、佐々木敦が熱烈プッシュ。
『Mステ』が……
パフューム、AKB、少女時代、カラ。
水曜の『都市伝説』もすごかった。
ククルカン。
フリーメイソン対カトリック。
2013年クローンの時代。
間氷期。
赤いジャガーに座りてぇ〜。