新たなる始まり

どうも、みなさん、第十一回文学フリマお疲れさまでした〜。
当日はほとんど見回られずじっとブースに籠城してました。
欲しい本は同伴した兄が買ってきてくれたので、助かりました。
前日一睡もできなかったもので。
自分で買ったのは真路潔さんが参加したb1228さんとaroundSTONEさん(石川忠司現代小説塾)の2冊だけでした。
独蛙さんのも欲しかったが。
双葉文学カフェさんもね。
もっと歩けばよかったが、ほとんど始まりから灰になってやる気を失っていたので。
さて結果から言って懸案事項満載のメルキド7は潔真路さんとポリクリの黄紫どきんさんの2名が買ってくれたのと、サロン・ド・マロリーナの竹内みちまろさんがあちらの新刊と交換してもらったのと合わせた3部だけはけました。
あとは兄のコピー誌が4部と3号が1部はけました。
というわけで、計8部でした。
このブログやツイッターでくどいほど宣伝活動をしましたが、その甲斐あって、今回は初めてどきんさんと真路さんがブースに来てくれたのは最高に嬉しかったです。
みちまろさんにも初めて会ったのでしたが、なんかそんな気はしなく、とても親しみやすく、いろいろと優しい言葉をかけてもらいありがたかったです。
サロン・ド・マロリーナ第二号もぜひ読まさせてもらいます。
ほかの本も含め、遅読ゆえ、また時間がかかるかもしれませんが、どうぞご容赦ください。
豆本は帰りの新幹線で読みました。
みちまろさんの真摯な決意表明に心が洗われたようです。
私はどうしてもひねくれてしまうので。
大交流会ではトークショーをうつむいて聞いていたら、ドットレビューさんに寝ていると勘違いされてしまい、恥ずかしかったです。
今回の文学フリマで感じたのは、純文学でもライトノベルでも、ジャンルは関係なしに素晴らしいものはあるということです。
メルキド7での対談「新十年紀の純文学」では純文とラノべを悪の枢軸のように語りましたが、どうやら認識不足だったようです。
対談は2009年12月にやりとりしたものだったので、まだ実情を知らず偏見をもっていたものと思います。
作品を作った時点で完結しており、発表は最小限でいいと考えていましたが、この最小限と言うのが曲者だけど、今回は6名の方々がメルキド出版の発行物を持ち帰ってくれたようで、これで十分であるとも言えます。
もっと多きを望んでいるのも正直なところですけど。
まだ力が足りません。
ほかのよく売れているサークルさんはセンス良く、大変好ましい筆致でつづられている印象がある。
お客さんのひとりが言っていたが「難しそう」なのがメルキド出版の弱点なのか。
とにかく祭は終わった。
自分の畑に戻ります。