福島さんの映画の感想

モンキービジネス 2010 Fall vol.11 幽霊、影、分身号

モンキービジネス 2010 Fall vol.11 幽霊、影、分身号

なくしたものたちの国

なくしたものたちの国

シネマテークで観ました。
レイトショーでお客さんは、4、5人か。
観客のなかで一番前に座ったのであとからまだひとが入ったのかもしれませんが。
終わったあと、泣いている女性がいたような。
綿貫さんに似た人がいましたが、美人すぎたので声をかけられませんでした。
帰るとき、通路に酒井くんがいました。
福島さんの演技がおもしろかったとか、迫田くんが脚本に参加しているとか、監督はもう入名しているのか、とか言いたいことが即座に浮かばず、挨拶だけで別れてしまいました。
きょうの夜、アフタートークのため福島さんは新幹線で駆けつけると、彼のツイッターで知りました。
映画のほうは人生は一瞬の永遠なんだから、どんな苦楽も長くは続かないのだから、消えてしまったら自己が崩壊してしまうような記憶を感じられることに感謝して、怖がらず生きようというような主人公の視点を相対化して多層的に説教臭くなく伝えていることに成功しているとは思いましたが、演出上の不自然さが観賞を妨げさしている点もあり、でもあまり細かいことは気にしないほうがいいのかも。
       *
ナディアパークビームスで『In The City』を買いました。
阿部、星野の短篇と中原昌也の映評も載っていた。
正文館で『モンキービジネス』幽霊、影、分身号を買いました。
リチャード・パワーズの小説は60ページくらいで、「オーバー・ザ・リミット」というタイトルでした。
飛行機に乗っているところから始まる。
綿矢りさのインタビューが載っている『パピルス』を見忘れる。
綿矢を見逃し、綿貫さん似のひととすれ違う。
きょうの『TR』は松尾たいこ
イラストレーターみたい。
ひどい映画があるなら、ひどい小説があっていい。
下手でもいいから、いくつか小説を書いて死にたい。
それでは。