十一人の息子 読了
- 作者: ジル・ドゥルーズ,フェリックス・ガタリ,宇波彰
- 出版社/メーカー: 法政大学出版局
- 発売日: 1978/07
- メディア: 単行本
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- 作者: 堀江敏幸
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2010/09/22
- メディア: 文庫
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カフカ寓話集の一篇です。
平行してドゥルーズ+ガタリの『カフカ マイナー文学のために』のさわりも読む。
そこでは、審判を訴訟と書いている。
光文社新訳文庫もこれに習ったのか。
メグリアで散々迷って買わなかった。
おどろおどろしいカフカとはもうさよなら、と言った帯のキャッチコピーがなんだか気になって。
書苑イケダにも精文館にもあったなあ。
カフカの小説はおもしろかった。
こういう感じに息子を見られれば案外楽なのかもしれない。
息子はいないが。
とびきりのユーモアだ。
うちの父親もこんなふうに私たちを見ていたと思ってみても結構気が楽になる。
文学は存在を軽くする。
軽過ぎても不安だけど。
『存在の耐えられない軽さ』でテレーザの重さはどうなったんだろう。
『1Q84』の天吾の軽さと青豆の重さ。
これは評論でもっと掘り下げていいところか。
リア・ディゾン離婚は軽いのか重いのか。
つぎはドゥルーズ本でも取り上げていた『巣穴』を読もうと思います。
*
間村俊一は『夢の遠近法』の装丁家だが、堀江敏幸『ゼラニウム』の文庫もそうなのか。
きょう注文したアエラ届く。
e-honで頼めば送料無料だったが。
しかし、そこにはない8月9日号もついでに注文したのでまる損ではなかったか。
10月25日号の郭敬明のに不備があり、良品を再取り寄せしたそうだ。
着くのが遅かったのもそれが原因か。
破損していたよう。
封筒が厳重すぎて開けるのが手間取り、傷つけそうになったが無事だったよう。
いやちょっとたわんでるな。
きのうはブログを更新していて日本シリーズの前半をろくに観ていなかった。
きょうは集中して配球をよんでみよう。
それでは。