脱文芸誌宣言

夢の遠近法 山尾悠子初期作品選

夢の遠近法 山尾悠子初期作品選

ずっと考えていることです。
どうどうめぐりになって考えがあっちゃこっちゃにぶれて、なかなか不動の決意にはなりませんでしたが、今度こそは本気です。
正確には脱大手文芸誌新人賞か。
とにかく文芸誌の新人賞は重すぎる。
文芸誌自体はエッセイや書評、対談など小説以外がおもしろい。
載っている小説はほとんど読まない。
ましてや新人賞の作品などまったく読めん。
受賞の言葉やインタビューの好きな本などを拾い読みするのが毎年のパターンだ。
それでも文庫化されたりすると買っちゃうけど。
たいていはやっぱり読まないけど。
2000年以降で読んだのは『銃』と『インストール』『人のセックスを笑うな』くらい。
その前だと、『限りなく透明に近いブルー』『風の歌を聴け』『さようなら、ギャングたち』『優しいサヨクのための嬉遊曲』(大手じゃないけど)、『かかとを失くして』『アメリカの夜』『読み終えて』(大手じゃないけど)、『ノックする人々』『街の座標』『最後の吐息』(出だしだけ)と挙げてみると結構読んでいるのかなあ。
なんとか同人誌や早稲田文学あたりから世に出られないか。
阿部和重中原昌也は好きだけど、また違う作家にならんと。
かれらも文芸誌と戦ってきたひとたち。
しかし私はそれに見合う努力もしてない。
バクマン。』では、うねぼれ・努力・運が大事と言っていたが。
創元SF短編賞は見送ろうかな。
ワセブンに全力を傾注する。
限界をきわだたせないと。
きょうは書苑イケダに行き、山尾悠子の短篇集と西村賢太の文庫を買いました。
アクトノベルがあり、佐藤友哉の記事は読書メーターでだれかが書いていたように驚くほど短く2、3行でした。
2011年の春刊行の次号に新作が載るようです。
大澤信亮の神的批評も朝吹真理子の流跡もなし。
岡田利規×川上未映子のモンキービジネス、綿矢りさパピルス、本特集の男の隠れ家、ぼくのマシン、逃げゆく物語の話、波、図書を探しに精文館に行かんと。
中国の友人の話だとパワーズの中篇がモンキービジネスに載っているとか。
アイルランドの新潮クレストブック、無限もおもしろそう。
日本シリーズ
落合監督は去年のヤクルトとのCSで倒れていたのか。
それから禁酒したそう。
いまでも5種類の薬を飲んでいるとか。
それにしてもジャイアンツとのファイナルでの4−3のスコアは木俣予想が的中。
シリーズは4−2で中日と予想。
ニュース23×のドラファンキャスターは萩原豊さんか。
夢の対戦、観ていられません。