キングオブコント

芸術新潮 2006年 02月号

芸術新潮 2006年 02月号

終焉をめぐって (講談社学術文庫)

終焉をめぐって (講談社学術文庫)

宮沢章夫阿部和重フリークであるやついいちろうエレキコミックが惨敗。
これは笑神降臨でネタを使い切っちゃったからか。
お年玉のネタもおじさんの海外出張先の人たちにやついが寄付していてどうこうとかというのもあってよかったような。
しかしピースが素晴らしかったからウサも晴れた。
ほんとキングオブコメディと真逆の笑い。
キンコメが普通のシチュエーションの逸脱、日常の非日常化というオーソドックスな笑いなのにくらべ、ピースは逸脱したものたちが普通な振る舞いに戸惑うという、非日常が日常化するネタ。
前者は俗の聖化、後者は聖の俗化といえるだろう。
私は断然ピースを支持します。
キンコメ的なるものは見あきた。
ピースにはバタイユ的な笑いを追求してほしい。
以上。
       *
きのうエブリスタに2名の閲覧者がいたことに気づく。
ひとりはツイッターでフォロワーになっている、ぴ、さん。
もうひとりは北海道の17才JK、夢華さん。
おふたりの小説もお気に入りに登録して少し読ませていただきました。
厳しい審査の新人賞作品よりこういうゆるゆるの基準で自由に他人の作品が読めるというのはいいですね。
十分おもしろいですし。
プロの作品は大上段に構えていて読むのが難儀というのもある。
そりゃ単体のクオリティの差はプロ・アマは歴然としたものがあるが、そんなものは取っ払ってひとつのジャンルとしてもっと電子アマ小説が台頭してほしい。
ケータイ小説の進化としてまだ空きはあるはず。
量はあるからあとは質の向上だ。
       *
きょうは図書館に行ってきました。
書かれない報告を返却。
行き帰り、吉田知子の脳天壊了を読む。
杢平はモクヘイと読むんか。
木下杢太郎も読めんかったなあ。
類語連想辞典が欲しくなる。
エリエリ・レマ・サバクタニ中原昌也インタヴューが載っている芸術新潮は2006・2でした。
閉架から2006年の1月号から6月号を出してもらい見つけました。
柄谷行人の終焉をめぐってを新しく借りる。
カーテン、小説の精神、裏切られた遺言、父の墓、書物の解体学を継続。
図書新聞高橋源一郎×中村文則の”悪”対談が載ってた。
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きのうは創元SF短編賞はお休みして評論を書きました。
ようやく4ページほど書ける。
読書は勝手にふるえてろくらい。
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中国の友人へ。
ブルーレイって観られますか。
家のDVDレコーダーが壊れたのでBDしか使えないのですが、スタジオパーク滝川クリステルは観たいですか?
よかったらダビングします。
ドラゴンボール改のセルの声が投稿特報王国のひとでした。
昔からそうでしたっけ。
セリフの録音は一新したそうですけど。
それでは。