足らざるを知る

グレート生活アドベンチャー (新潮文庫)

グレート生活アドベンチャー (新潮文庫)

カッレくんの冒険 (岩波少年文庫)

カッレくんの冒険 (岩波少年文庫)

きのうは夕方、書苑イケダに行ってきました。
アンアンを立ち読み。
村上ラヂオは悪魔と深く青い海。
一言は結婚式場の予約の広告について。
不滅、可笑しい愛、アエラ(ハルキ オスロ講演)、勝手にふるえてろ、購入。
ペルディード・ストリート・ステーションが奇跡的にあったが、SFには向いていないと見送り。
クンデラのカーテンもあったなあ。
グレート生活アドベンチャーを探し忘れる。
クンデラの文庫2冊はネットで買えば1000円くらい得だった。
買ったのは帯もついていないし美本でもない。
こんなのばっかり。
でも近場で買い物して書店が潰れないようにしているとおもえばいくらか救われる。
でも衝動買いはやめたほうがいい。
勝手にふるえてろを立ち読み。
足らざるを知る。
イケイケドンドンでもなく、そこそこほどほど、でもない立ち位置。
不可能性を愛する考え。
あきらめじゃなく。
大切なものに気づく。
自分にたりないもの、自分にあうものを探すこと。
背伸びでも諦観でもない。
いまここに自分が愛するものをみつけること。
それがいまはない足らざるものであっても。
夢と現実、両端に渡る。
けいおんの世界。
       *
社会保険庁ありがとう。
年金新たに5年間更新。
これで生きながらに死なずに済む。
お金の使い途を考え直します。
6、7月、書籍30冊、8月20冊。
このトゥーマッチな消費活動を読書で突き崩したいが、最近買った本は1冊も完読せず。
これじゃあ、やばいよ、やばいよ。
短編すら読んでない。
きのうはトロッコを読了。
それくらい。
かなしい。
むなしい。
なんで生きてるんやろ。
岡崎祥久と喜多ふありのエッセイは読んだけど、それが精いっぱいの成果。
池上彰にはなれません。
子供の頃も本はなかなか読めなかった。
それなのに家中、本や物に溢れていた。
これを踏襲して幼児期の安心を得たいと思っているのか。
池上さんが読んでいた、カッレくんやクオレなんかも読まんかったなあ。
人生を変えた一冊。
原始人かなあ。
       *
白取春彦がきのうの朝日にひとに載ってた。
超訳ニーチェの言葉のひと。
印税生活者。
母がこのひとのようになればいいじゃないかと言っていた。
かれのようにハットでもかぶってひょうひょうと生きたいもんだが。
       *
あすは精文館に行こうか。
随想と前田司郎の文庫を探しに。
できたらブックオフにも寄りたい。
Tポイントが9月末で終わるしなあ。
       *
小説・評論まったく筆進まず。
1Q84BOOK2はラスト2章。
まだまだ知らないことばかり。
創作も下手の極み。
足らざるを知る。
なにもないからと否定するのでなく、なにかを求めるのでもなく、愛はそこから生まれる。
無知の知か。
しかし愛は吟味ではなく、偶然の絶対化といったのは綿矢りさ文藝賞を受賞したときの選考委員、保坂和志だった。