森村泰昌 なにものかへのレクイエム

知覚の扉 (平凡社ライブラリー)

知覚の扉 (平凡社ライブラリー)

デリダ (ちくま学芸文庫)

デリダ (ちくま学芸文庫)

  • 作者: ジェフコリンズ,ビルメイブリン,Jeff Collins,Bill Mayblin,鈴木圭介
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2008/06/10
  • メディア: 文庫
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きのうは豊田市美術館へ行きました。
バスに揺られ樹木台で下車。
210円。
小銭が足りなかったので、兄に30円借りました。
三島由紀夫、レーニン、ヒトラー、硫黄島の映像作品がとてもよかったです。
新人賞はヒンシュクをかうくらいがちょうどいい。
昔の映研時代を思い起こせ。
林Gや中国の友人との福嶋部長闘争の記憶を。
蓮實賞(第24回早稲田文学新人賞)のタイトルは、そういうわけで「林G」に決定。
あの熱かった1994年から1996年の反物語。
大殺界のあの時代。
メルキド7号掲載予定の「がいこつのまち」は東京時代も含めているが。
林G、またの名をゲンゴロウマル……かれについて考え直さねばなるまい。
かれへのレクイエムを。
それが滅びゆく私の後世にも響くだろう。
「林ゲンゴロウマル」にしようか。
彼の主人公の視点で語るか。
選考で大いに引かれるものを書こう。
優等生ぶっておもねらないように。
てらわないでいこう。
来年への持ち越しが決定した絶滅小説は一応区切りがついた。
しばらく寝かせよう。
そういえばきのうこの作品の舞台にもなっているジャスコに寄った。
とある事情で、敷居の高いマックが閉鎖されていた。
改装なのか撤退なのか。
なんか複雑な心境になる。
食べ物屋がみつからないので、ちかくにあったかっぱ寿司へ。
サラダバーが思い出のレッドロブスターはドラッグストアに変わっていた。
兄弟だけで回転寿司に入るのは初めてか。
即なじめず浮足立つ。
お茶の缶を開けてしまったりする。
側面に穴が空いててふりかけるように使うものなのに。
兄が食べるまえから5皿くらいどんどん取っちゃう。
つぎに回ってくるか判らんからとか。
ふたりで2000円つかった。
家に帰るとリビングにエアコンが雨戸のせいでつけられないとか。
ミュージアムショップで兄のかわりにお金を出した、知覚の扉とデリダの本の料金を母が融通してくれる約束だったが、果たされず、私がおごるかたちになる。
村瀬恭子の画集を買えばよかったと後悔。
今月はお金の余裕がまだある。
あしたは書苑イケダに竹田青嗣の新書を買いに行こうか。
帰りはタクシー券をつかった。
運転手が前田健太に似ていた。
ゴルバチョフみたいにとにかく批判を恐れずやることだ。
マンデラみたいに27年間牢獄に入っているような鉄の意思で。
いつか森村さんのポートレートになってほしいです。
ある意味ふまじめにやっていきたいです。