記録文学の終焉
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記録、一人称の回想、三人称の伝記、という杉田俊介がすばる4月号のロスジェネ芸術論で言っていたドストエフスキーの小説の型。
私の3部作はどれも駄作だが、記録帖とは別個でつれづれの日記を2009年1月からはじめたことや、このブログを同年7月から書きだしたことが影響していると思うところとして、創作における記録性がゆらいだ。
ただの自分の生活の列挙がなくなった。
まだ残滓は残っているが。
そのオンパレードというわけではなくなり、記憶のゆらぎが主体になりつつあるような。
結局、記憶の記録じゃん、だが、記録の記憶よりかはいいかと。
去年からの連作、ゾンビの遅い夕食、ワセブン向けの103枚、同人誌向けの50枚は、07年から08年までよりはかなりマシである。
好き嫌いはあるかもしれんが。
順調に回復している。
11年、12年がいまから楽しみだ。
しかしいつから小説を毎日書くという抑圧的な生活に入ってしまったんだろう。
むかしはもっと自由だったような。
日課が厳密になりすぎているのか。
強迫観念みたいな。
きのうは細々といろいろ読んだ。
群像10・9侃々諤々は俺俺、文學界10・9鳥の眼・虫の眼は選考会の公平、本の旅人10・8思ってたよりフツーですね 31はついに新編集長たちがやってきた!、本10・8「尼僧とキューピッドの弓」考、シューマンの季節、図書10・8親密な手紙はヒヨドリ再説……
新聞が休みだったので、昼寝してから読みました。
きょうはケータイの引き落としの日か。
あすメグリアのUFJに通帳記入してこようかな。
台風か。
通販の引き落としはすべて電話代として出て明細が判らずじまいだが。
パフュームとブリグリの新譜をアマゾンで買うかな。
以下、中国の友人への私信。
宇多田ヒカルが無期限活動停止だそうです。
アーティスト活動から人間活動をしたいそうです。
漱石、三島以外のいろんな小説を読むのかもしれませんね。
10月はあいちトリエンナーレに行きませんか。
兄と私の分を買ったのですが、兄がいるあいだ名古屋にほかの用で3回も行き、どれも予定を重複させることが疲れそうで、兄は9月下旬には上京するらしいので。
愛知県美術館や芸文で現代アート展示があるようです。
ベネチアビエンナーレみたいなもんですね。
イタリアには束芋が出るようですが。
彼女の悪人のアートブックが欲しいんですが。
お金がない。
長崎の原爆は当初、福岡の小倉に落とされる予定だったんですね。
天候不順で変わったそうです。
以上、極私的私信でした。
山崎ナオコーラは長新太が好きなようです。
指先からソーダに書いてありました。
長さんはお亡くなりになっているんですね。
賃労働としての小説はやめにしたほうがいいか。
ゲゲゲの女房を観ているとそう感じる。
このブログくらいのノリのものしか作れないなあ。
ファミマのATMで残高照会してきます。
そんじゃあ。