愛されたいから物をつくるのではなく、愛しているから物をつくる

サマーウォーズ [DVD]

サマーウォーズ [DVD]

中部ぺん (第13号(2006))

中部ぺん (第13号(2006))

サマーウォーズ(2009)を観ました。
加藤くんもこれを観賞していれば……
泣けました。
前半はいかにもアニメ的な演出に辟易しましたが、だんだん麻痺してきた。
細田守押井守、宅間……
夢にも加藤くんが……
ブラマヨと青木ゆうこりんがあ。
熱海の捜査官は風呂タイムとかぶさり、最後の5分くらいしか観られず。
来週は名古屋に遊びに行くからまた観られない。
8月27日は20世紀少年の第3弾があるしなあ。
きょうは剣岳はやめて、ソングライターズもあきらめ、TRの道尾秀介を観るか。
馬(小島信夫)読了。
これが目指すべき小説。
こういう個人の軋轢と不調和のなかの美が描けたらいい。
すれ違いのなかの愛。
中部ペンから同人誌着。
第23回中部ペンクラブ文学賞の結果。
今年は最多の応募で23作品だったとか。
なかでも100枚以上は4作、30枚以内は3作とか。
もっとこっちに力を入れれば途が開けるか。
しかし受賞してもなんにもないか。
なにかを期待するのが間違っている。
自己否定に陥る創作だが、自己満足できることもないではない。
それがすこしでもないとやってられない。
なんとかして同人誌が文芸誌と肩を並べるほどのクオリティを持つようにならんか。
べつに商品として品質がいいということではなく、いかにも同人誌的な創作から脱した雑誌を創りたい。
同人誌のイメージを変えたい。
ついでに自己イメージも。
文芸誌にできないことをするのではなくて、対等に渡り合えるもんをつくる。
それが夢だ。
だからこちらから大手文芸誌に迎合することは理論上できない。
よってすばる文学賞にも群像新人文学賞にも送れない。
ワセブンがせいぜいなもん。
でも頭でっかちになって理論にがんじがらめになることもあるまい。
対純文学のためにすばるに送るのも一興だ。
文芸誌と対等になりたい、とは純文学を超えることだ。
大手の文学観と同様の力を持つためには、敵の考えとはちがう思考を持ちたい。
同人誌にしかできないことというのは、より小さな既存のコミュニティではなく、もっと志の大きなものであるべきだ。
人類補完計画ではない、文芸誌の補完部分ではなく、対抗軸になれるような。
純文学もエンタメも全否定したうえの。
でもすばる文学賞には送るか送らないかはいまのところ判んない。