風邪の巧妙

量子回廊 (年刊日本SF傑作選) (創元SF文庫)

量子回廊 (年刊日本SF傑作選) (創元SF文庫)

夏風邪なのか、熱中症なのか、判りませんが体調不良で日曜日は1日寝てました。
月曜も昼に日曜の新聞を読んでおりブログ更新を断念したのです。
しかしベッドにはりつけになっているおかげで、読書が進みました。
吐き気など気持ち悪くなかったので、夏風邪でしょうか。
ふしぎの国のアリスを読了しました。
文藝の編集者で極光のかげに、などの作家で和光大学の教授でもあった、高杉一郎の訳。
どこかまで読んで途中だったので、確実に憶えていた、気ちがいどうしのお茶の会のつぎの女王さまのクローケー=グラウンドから読みました。
どうやら、にせうみがめの身の上話のところまで読んでいたよう。
ラストの
≪自分をとりまいている子どもたちのそぼくなかなしみをともにかなしみ、そのそぼくなよろこびをともによろこぶ≫
という一文はまさにドラえもんのび太の結婚前夜に出てくるしずかちゃんのおとうさんがのび太くんのひととなりを評する言葉そのものです。
作者は確実にアリスを読んで描いたような、それともマッキー、松本零士みたいなもんでしょうか。
あとは存在の耐えられない軽さの解説、群像での田中慎弥の実験書評、ヒメアノ〜ル③を読んだ。
きのうは文學界朝吹真理子のエッセイ、放心を読みました。
チェルフィッチュのチケットを兄にローソンまで買ってきてもらった。
ふたりで6000円。
わたしたちは無傷な別人である
愛知県芸術劇場ってどこにあるんだ。
9月26日(日)
アジカンライブの4日後。
小説は創元SF短編賞に送ろうかと。
第2回は来年の1月締め切りか?
ブログで発表した、いいえわたしはイタリア人じゃありません、も、一一月二六日上映予定作品もSFというかファンタジーというかだし。
すばるに送ろうとしていた病気物もSF的要素が出てくる。
いま書いている小説もザ・ロードみたいだし。
SFは一切読まないけど。
書いていて楽なのはSFみたいなのか。
大友克洋の影響か。
そういえばブログはじめて7月31日で丸1年だったか。
よくもまあ懲りずに続けてきたものだ。
どれもこれもみなさまあってのブログです。
創元は純文学でもいいと選考委員の大森望が言っていました。
第1回は600作ほど集まったよう。
2012年まであたためるか。
きょう昼に中国の友人から電話。
夜勤だからだそう。
王将にいるとか。
DVDの話とピンチョンの話をする。
まえ昼にかれから電話があったときは新聞のTV解説欄でメル・ギブソンの身代金のあらすじを読んでいた。
今回は夕刊の人脈記を読みながら、創元SF短編賞に応募しようと夢想していたときだった。
8月1日は安部礼司を聴き逃したな。
またニコ動で聴こう。
文芸漫談に行っていた4月4日の回も。
市川真人の新書も欲しい。
メイスン&ディクスンか。
ダブリナーズみたいなおもしろい新訳だそう。
アマゾンで安くなっているしなあ。
中古で配送料入れるとあんまり変わらんか。
1500円以上は無料じゃなかったっけ。
古本は違うのか。
新品のほうがいいか。
柳瀬尚紀の訳では死せるものたちの合唱するところで
あったりまえの話じゃないか
と訳す。
岩波文庫の結城英雄の訳では
知らないなんて言わせない。
と訳す。
ヴァインランドも面白い日本語をつかっている。
メイスンもそういう感じらしい。
クラシックが聴きたい。
ベートーベン弦楽四重奏ピアノソナタ、大公トリオ。
ショパン葬送曲。
クンデラ村上春樹平野啓一郎の影響か。
DON! の本のソムリエを観逃す。
のーん。