デンデラ読了

実験

実験

きのう、ようやく佐藤友哉デンデラを読み終えました。
文芸誌に載ったのが2008年12月(2009・1月号)、単行本が2009年6月30日発行のようです。
はじめは読む気があまりしませんでしたが、老人が主人公でも十分青春小説になるところが神尾裕太さんも指摘するとおりすごい。
前田司郎の逆に14歳の例もあるが。
ユヤタンや前田さんは純文学でもエンタメでもない新しいジャンルを開拓していると思います。
切にアニメ化希望。
阿刀田高のこころない書評のせいで筋は判ってしまってたが、隠されたどんでん返しもあり、楽しめました。
よってここでは内容について触れません。
最後の名台詞も封印。
ユヤタンが世界文学になるようこころより祈っております。
       *
e-honル・クレジオの物質的恍惚を注文。
多和田葉子の新刊とともに受け取るつもり。
アマゾンでは中古に高値がついている。
渡部直己の私学的、あまりに私学的な、はどうするかな。
在庫有りではなく、取り寄せだが。
世界史の構造は、世界共和国へ、やトランスクリティークのまとめといった感じだね。
よってトランスクリティークは買いません。
いまんところ。
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22日に録画していた関東と2週間遅れのけいおん!!を観る。
OPが変わっていた。
何回も観る。
まえのアイスを横から食べちゃうところでいつも歓喜していたが、新しいのも素晴らしい。
あずにゃんの夢の回もすごかったが。
ハルヒらき☆すた、はさっぱり判らんかったが、四畳半神話大系といい、けいおんといい、すごいなあ。
デスノートや東海地方でやっていたウルトラセブンの再放送もすごかったが。
いつかこんなものをつくれる側にまわってみたい。
はるか先のことかもしれんが、いまから意識してやっていきたいです。
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ゼロ年代の50冊のシンセミアの感想を送信。
あせって本名で送ってしまった。
でも載ってほしいなあ。
というより阿部和重に届いてほしい。
ツイッターでさえずったほうが賢明だけど。
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きのうのJブンガク。
J-WAVEのbook barとコラボ。
蒲団の主人公は36才なのか。
作品中に私の苗字が出てくる。
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新潮10・8の田中慎弥のエッセイを読む。
遠い読者。
売れずに編集者を困らせているとか。
かわいそうになり同情で実験を買おうかと思った。
でもごつごつし過ぎの文体だなあ。
ぜひニート作家として大成してほしいんだが、1冊も読まず、買わず。
ニート界のヒーローになれるのか。
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きょうはゴッホが37で亡くなった日。
拳銃自殺とされているが、他殺という説もあるらしい。
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同人誌制作は目次がだいたい整った。
6号と同じ36ページになりそう。
ミクシィ対談が何ページになるかが問題だが。
あしたやってみます。
短篇16ページ(原稿用紙約50枚)
評論9ページ(30枚)
エッセイ1ページ(3枚)
表紙・裏表紙・目次・奥付4ページ
ミクシィ対談4ページ
空き2ページ
空白の2ページは、にせんねんもんだいアジカンのライブレポートになるかも。
ミクシィが増えるかもしれんが。
というわけで12月完成を目指し頑張っていきます。