四畳半神話大系(終)
- 作者: 森見登美彦と四畳半神話研究会
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2010/06/23
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- 作者: 藤代泉
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2009/11/07
- メディア: 単行本
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はじまった当初はけいおんのついでに惰性で観ていたが。
東海では四畳半とけいおんが木曜日深夜にかぶっている。
きのうはけいおんと同時刻開始だったが。
松本零士の大四畳半物語に通じるものがあるのか。
パンツとモチグマンの交換といい。
俺なりの愛ですよ!
とにかく素晴らしかった。
どす黒い日常のすばらしさに目覚めるくだり。
さまざまなひととの出会いを肯定するくだり。
憎しみ、裏切り、嘲笑、嫉妬、怒り、嫌悪、恥、そんな自分の理想とは程遠い世界でも愛せるのだ。
そしてそんななかにも一条の光がある。
幸運が自分の意志であらわれる。
それをつかむもつかまないも自分次第だ。
文句だらけの不可能性の世界こそ宝島なんだ。
自分にはこれしかできないという素晴らしさ。
アメトーークのRGもすごかったが。
あんなひとになりたい。
まったくだめでも輝ける。
それがこの世界だ。
本棚がひとつ兄の手で完成しました。
たくさん入りそう。
中国の友人にはかなわないけど。
母にもう本をあまり買ってはダメと釘を刺される。
しょぼ〜ん。
倉庫か車庫に入れるならいいけど、家のなかは床が抜けるかもしれないということで。
まず文芸誌を倉庫に入れるか。
あとは群像新人文学賞に送ってと。
当選して文芸誌がただで送られてくるようになってと。
そうすると置き場所がないから、当選しないほうがいい。
まえにも言ったが、群像だけは買い続ける。
応募も出来るだけ続ける。
そうやって死んでいければいいです。
文句はありゃあせん。
もちろん同人誌も続けたいし、群像新人文学賞は5年に1回位で、早稲田文学新人賞には毎回送りたい。
そんな旺盛な執筆が自分を成長させ、ひとを愛せるようになりたい。
綿矢りさ、勝手にふるえてろはいままでの作品と同じように現況に合わせられた設定だ。
足るを知る、とかベストセラー作家になった本人の屈折したなかの素直な気持ちではないか。
美しく負けるよりことを無様におもうな、無様に勝つことを恥とおもえ―クライフ
アジカンのゴッチが藤代泉のボーダー&レスをすすめていた。
さてと。
もっと深い読書か。
ドストエフスキーやニーチェの日記を読もうか。
雑多な読書。
読書以外のこと。
小説以外の読書。
なんでプロの小説が書けないのか、アマの小説のうちでも見劣りするものしか書けんのか。
手ごたえがまったくなかったところから、徐々にではあるがコツをつかみ直しているようでもあるんだが。
調子は自分でだいたい判る。
まだまだこれからだ。
失敗だらけの実人生だが、成長できる読書をしたい。
これからも失敗だらけであっても。
失敗するのは成長の証。
読書は失敗を知るだけのささやかなものかもしれん。
アカシさ〜ん。