アイパッド発売日に、アイマイまいんを観逃して
- 作者: 森見登美彦
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2008/03/25
- メディア: 文庫
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yom yom (ヨムヨム) 2010年 05月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/04/27
- メディア: 雑誌
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わざわざ行った図書館は休みだったし、まいんちゃんを観逃すし。
まいんはまた再放送があるか。
図書は都合よく病院と重ねる日が一週間ずれていた帳尻合わせをいつかしないといけなかったから、まあいいか。
6月は整理日があるらしいし。
借りていたパハーレスの螺旋は移動時間や待ち時間に読むのつもりなのを、評論を書くための春樹本に奪われていたから別に3週間手元になくてもいいか。
火山の下や文春と週刊朝日のピストルズの書評、読書人・図書新聞などをチェックしたかったけど、これも急ぐ用でもない。
明日出来ることは今日するな―藤子不二雄Ⓐ
徳島の高原書店から魚雷艇学生着。
先行していた無明長夜より速く届く。
同じ島尾敏雄の出発は遂に訪れずは群像掲載で、魚雷は新潮か。
1979年連載開始で1985年発行。
私は発行当時10才か。
魚雷は川端賞も野間文芸賞も獲っているのか。
俘虜記が案外おもしろかったから戦争文学を読みたいと思ったのだが。
きのう深夜けいおんと四畳半神話大系を観る。
東海地方は時間帯が10分ほどかぶる。
なくなく四畳半の後半を観ずにけいおんへ。
ヴィデオに録ればいいが、兄がその手のものは独占状態から出来ない。
兄は東京で暮らしているのだが。
自分でやろうとおもえばやれるのだが。
ヴィデオが家に溢れかえっているので、私は溜めないようにしている。
ただでさえ本と雑誌と新聞のスクラップで自室も一杯だというのに。
田舎だからスペースはあるほうだと思うが、なんにだって限界はある。
やっぱり新聞や文芸誌は電子書籍で読めれるといい。
拾い読みや虫食い読書、パラパラ流し読み、飛ばし読みが出来ないのがネックのような気がするけど。
立ち読みも出来ないのか。
きょうの素粒子に書いてあったが。
PENを立ち読みしたらゴッホの顔写真を初めて観た。
オスカー・ワイルドみたいな顔だったような。
アイパッドは買う気はないが、キンドルやリーダー、NEC×グーグルのはどれか買うつもり。
やっぱり電子ペーパーがいい。
ホリエモンはキンドル糞、アイパッド最高、みたいだが。
アイパッドは高すぎる。
ノートパソコンの代わりに買うのがいいのかもしれんが、それならPCでいいような。
装丁などの見映えや財産価値として本のほうがいいかもしれんけど。
ある意味外見がどうでもいいようなものは電子書籍がいいのか。
記録としてだけ残したいもんとか。
好きな作家の本はやっぱり紙を買いたい。
青木裕子キャスターはクロスの一言で指紋が気になるとアイパッドのことを評していたが。
きょうは枡田アナか。
*
新しいことが書きたいとか、ヌーヴォーロマンとかポストモダンとか、言っているが、ようはJ文学が書きたいという一心かね。
宇野常寛には鼻で笑われるだろうけど、東浩紀なら応援してくれるかなあ。
ゼロ年代の想像力もfinal critical ride 2 も買わないよ。
J文学とライトノベルは親和性があるというか地続きだと思うんだがね。
文学の堅苦しさからの解放として。
個人メディアのさきがけとして。
ルール無用、なんでもありの文学コロシアムとして。
それは小説という分野のもともと持っていた特長だ。
それが文学になってしまい硬化した。
そこで村上春樹や高橋源一郎という特殊な天才という感じが出てきた。
阿部和重や中原昌也も天才だけど。
かれらも結局大江健三郎というより春樹経由の作家に思える。
のぞむとのぞまないにかかわらず。
*
そういえばきょう図書館に向かう先で海辺のカフカ(下巻)を読んでいたら、本のない図書館の話が出てきて、これから普通の図書館へ行くなあと思っていたら休館日だった。
さらにきのうヨムヨムで人間は人参やカブを買わないといけないと、サリンジャー追悼文に載っていたのを購入したが、カフカのなかで人参とカブが冷蔵庫に入っているという箇所があり、村上さんもサリンジャーが好きでよく引用したというこの言葉を知っていて書いたんだろうな、と思った。
人間は、叔母やいとこがいなければならず、ニンジンやカブを買わねばならず、納屋や薪小屋を持たなければならず、市場や鍛冶屋へ行かねばならず、ぶらついたり眠ったり地位が低かったり愚かであったりしなければならない―ラルフ・ウォルド・エマソン『日記』