1Q84 BOOK1 1/2
- 作者: 盛田隆二
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2005/03
- メディア: 文庫
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- 作者: 武田鉄矢
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/01/18
- メディア: 単行本
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これでは年末発行の同人誌の評論に間に合わないような。
また朝日の企画に便乗して、海辺のカフカ(下)もきのうで76ページ程まで読んでいるし。
春樹中毒で気持ち悪くなりそう。
BOOK1はようやく青豆と天吾の関係性が明確になったところ。
おもわず「あ」と声を上げてしまった。
青豆と警察のあゆみがナンパした二人連れが小松と天吾ではないかと思っていたからこの肩すかしは歓迎だ。
やっぱりこういうところが小説の勘所なのか。
こんな読書なんでデンデラはおろか、ピストルズも読めず。
ピストルズは来年の評論のネタに使うことがほぼ決定か。
川上未映子が4月4日の読売でピストルズの書評を1ページくらい載せているようなので、図書館でコピーしたい。
これから冬までは春樹尽くしで行くしかないのか。
やや気が重いが、自分で決めたことなのでやりぬこうと思います。
同人誌発行を遅らすかもしれないが。
しかし春樹の小説を読んでいると自意識過剰になるというか、自分のことが書いてあるのではと錯覚を起こしてしまう。
怖ろしいことだ。
そんなこともあり小説をまだ手直ししている。
父や犬の死をまえは暗に描かなかったが、それを押しいれた。
アメリカの夜なんかも最後お墓が出てきて、父殺しのテーマが垣間見える。
加籐典洋なんかは関係の原的負荷がゼロになったといっているが。
阿部さんのも普通の父殺しとは違う気がするけど。
シンセミアなんかも自分たちの世代までも崩壊するし。
だからラストに詰め込もうとしていた父殺しを何気ないシーンに織り交ぜようかと閃いた。
またラストも主人公不在でも物語が進行する、ということも考えたが新たに付け足すかどうかは思案中。
ついにあす大江賞の発表がある。
もしかしたら、きょうあたり判るのか。
5月の東京旅行はいつになく過密スケジュールになりそうだ。
2泊か3泊までだが。
ブックオフに盛田隆二の「ラスト・ワルツ」を買いに行きたいなあ。
吹上公園と白川公園をごっちゃにしていた。
吹上公園にはむかし名古屋刑務所があったそうです。
ミヤザワ君とツイッターをフォロー仕合ったよ。
アカデミックなさえずり。
武田鉄矢の勝海舟って確かに……
龍馬かぶれありきの強引なキャスティングな気もする。
朝日にピストルズの広告が出た。
3面の下半分。
荒廃した現代の片隅で少女が起こす愛の奇跡!
安藤礼二、仲俣暁生、佐々木敦と書店員5人のコメント。
著者頂点をきわめる分類不能の傑作巨篇!
2011年の大江賞は獲れるか。
私のワセブン佳作泡沫候補と競争だ。
一般人が一般人のまま作家になれる日を夢見て擱筆する。