新作小説「ちょっと野菜はないの」

Rum Hee(DVD付)

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ベケットとその仲間たち―クッツェーから埴谷雄高まで

ベケットとその仲間たち―クッツェーから埴谷雄高まで

第23回早稲田文学新人賞の予選通過者も色々個性的な応募者がいたようです。
深井犬狂さんとか、猪野芳則さんとか。
猪野さんは唐十郎の演劇なんかに出ているひとみたい。
21回には劇作家の池神泰三さんとか、会社社長の木村逸司さんとかがいたし。
色んなひとが、色んな小説を書いている。
素晴らしいなあ。
英保末紀、杉田俊介とかもいたけど。
私の同人誌向け短篇30枚の新作をきのう熟考しました。
自分にはどうせ自然主義的リアリズム(私小説)と寓意しか書けない。
だったらそれをいっそ突き詰めてみよう、とおもいました。
小島信夫後藤明生を読んでみようかと。
小島さんはマラマッドも翻訳しているんですね。
クォンタム・ファミリーズとかヘヴンとカメレオン狂のための戦争学習帳とか。
こういうものはどう逆立ちしたって書けそうにない。
きのうの「TR」トクマルシューゴがおもしろかった。
ガンタッカ(木工用のホッチキス)とかピアニカとかおもちゃの楽器とか。
誕生日が1980・5・29だった。
無印良品のCMソングも彼だった。
ピストルズ」と「やすらい花」買うとお金がなくなるなあ。
もう阿部和重が「シンセミア」を上梓した年齢と同じになってしまった。
いまだに狭い料簡のものしか書けないし読めないのか。
最近整体に行かなくなったから、帰りに寄っていた下市場の精文館が縁遠くなってしまった。
精文館にしか置いてなかった「真夜中」も買わなくなってしまったし。
ベケットのその仲間たち」も買わなかったしなあ。
その分、書苑イケダへの比重が高まる。
狭い世界にしか価値を見いだせない。
狭い世界をつくることに意味がある。
大手文芸誌とは一線を画す。
小さな世界を得ることを目的にして書かれているような小説はきわめて不健全(「文學界」大川繁樹)
わー。
土曜スタジオパークスタパにもたびたび現れる赤髪の男性がまたいた。
スタパの妖精。
近所に住んでいるのか。
ワセブンにおいて彼のような存在でありたい。
ワセブンの妖精。
そしていつかは大手文芸誌の大海に漕ぎ出したくもあるが。
それが来世になるかどうなるかは判らない。
南無〜。
なにか小説のコツは掴みかけている気がするんだが。
波羅蜜。