雨に消えたアンアン
an・an ( アン・アン ) 40周年記念号 スピリチュアルBOOK 2010年 3/10号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2010/03/03
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- 作者: 水上勉
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1979/07/25
- メディア: 単行本
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たしか中央図書館の4階にアンアンあったような。
きょうは3月9日か。
「みんなのうた」がレミオロメンの「ありがとう」だったが、気を利かせたのか。
きのうは入浴後に本を読むのを控えて、執筆を1時間ほどした。
赤子とK−1選手の戦いは赤子が勝つような気がした。
あまりのか弱さに手を上げられないだろう。
しかも衆人環視のもとならなおさら。
だから弱くあることは強さなのだ。
いま書いている小説は、尊敬する阿部・中原・福永・佐藤とはあまりにも違う。
彼らのことは憧れるが、同じものを創ろうとはおもわない。
というか創れないのか。
創れるのなら矢野優のいる新潮に送る。
創れないからゆるいすばるに送る。
同人誌6号に載せた「ゾンビの遅い夕食」
中国の友人が町田康に似ているといっていた。
「またぞろ」という町田さんが使っていた表現を流用したのがバレたのか。
今月の文芸誌はすばる以外、佐藤友哉が載っている。
サリンジャー追悼が文學界と新潮に、「割と暗い絵」という連作短編が群像に。
青春汁かあ。
34にもなってこんな小説しか書けないとは。
すばるは第34回か。
ほんのすこしの気の使い方なんだろうけどなあ。
その些細な差が異様な違いを生む。
それは弱さや強さではないのか。
雨が降るなあ。
文学にルールはない。
文学はアマチュア。
「金閣寺」第9章まで読む。
水上勉のは「金閣炎上」か。
小島信夫や後藤明生くらいもっと読まないとな。
百年読書会から解放されたら読むか。
やっぱり読まないと書けないのか。
花村萬月は小説をほとんど読まなくなったそうだが。
でも1Q84を評論書くために読まないと。
しかしこれよりデンデラのほうがまだおもしろい気がするけど。
でも1Q84もデンデラも読む前から、余分な情報で粗筋を知ってしまったからなあ。
円城塔が「ジーザス・サン」を読んでいた。
スティーヴ・エリクソンも読んでいるし。
螺旋というのも読んでました。
私は痴呆だなあ。
恥をかかない程度の知識がほしいが。
無理か。
編集者が家にきたらどうしよう。
ビクビク震えながら、雨降りの庭を眺める。