1冊の本を大切に読む

女ねずみ (文学の冒険)

女ねずみ (文学の冒険)

宇宙怪人 (ポプラ文庫クラシック)

宇宙怪人 (ポプラ文庫クラシック)

豊田市美術館に知覚の扉展を観に行きました。
外に屋根が抜けた巨大なドーム状の展示品。
小さな穴が開いていて中をのぞきました。
兄が中に入ると星の光のように綺麗だろうといいました。
裏手にまわると中に入れる穴が。
内部では兄がいうように小さな穴が光っていました。
光が内部に差し込んでできる影も美しかった。
外に出ると、円形の物体が。
ドームの入り口の蓋のようでした。
無料で美術館へ。
まえもやったイチハラヒロコ恋みくじをやる。
前回は第三十五番、王子さまが来てくれたので、どうしようかと思いました、だった。
今回は第八番、さよならはあまりに急、でした。
ここで係りだったお姉さんと同一人物だったような、似ているかたが山極満博さんのミニチュア作品や廊下の窓にピンクの透明な板をはり補色でほかのものが緑色になるアートの説明を丁寧にしてくれました。
美人だったなあ。
山極さんの2山、本を積んだアートもおもしろかった。
マイケル・ポランニーやバタイユ埴谷雄高立花隆中沢新一宮川淳夏目漱石保坂和志などの本が積んであった。
片方にスズメが上に乗ってた。
レストラン七州で3度目のえびフライを食べる。
アップルパイも食べる。
兄が母へのお土産にフランスパンを買う。
ミュージアムショップに寄る。
母に似た絵をカタログで調べると、森守明さんの絵だった。
京都の美術館に所蔵されているそう。
バスで帰ろうとしたら、20分待ちだったのでそのまま歩きだすと、帰り道に書苑イケダがあるので、ブランショ小説選が来ているそうなので歩いて帰ることに。
ランショくんが買った。
兄は一個人を買う。
ランショくんが店長と話し込んでいた。
あとで訊くと、e−honで在庫有りだとすぐ届くが、お取り寄せだと今回のように時間がかかるそうだ。
3兄弟で家に到着。
みちまろさんの小説の2章まで読む。
丁寧な青春小説だ。
私がいま書いている小説も青春小説。
ここまで細部を描けていないなと、反省。
ブランショ本を開けると表紙上部に横線が入り端がすこし切れている。
開けた時にできたのか、配送時についたのか、もともとそうなのか。
アマゾンとかでも配送による本の傷みがある。
本屋で注文するのが一番美本が手に入るか。
でも自分でも杜撰な管理で汚してしまうが。
きょう、朝日に大江健三郎の定義集載っている。
グラスの女ねずみ。
1984年が舞台。
ヴァインランドとこれをふくめ、1Q84論を書くか。
オーウェルのも冒頭を読んだだけだが。
蔵書を1冊1冊丁寧に読み通すか。
読書は、脈絡と再読。
こころでもまた読んでみようかな。
読みかけの本とか。
読書体験源流に遡行する時間を苦手ガイブン克服ローテーションに加えるか。
坊っちゃんを再読した時もおもしろかったから。
陰獣・孤島の鬼とか宇宙怪人、人間失格、原始人、小説アイダ、棒、外套、羅生門、あばばばば、杜子春、鼻(芥川龍之介ゴーゴリ)、狂人日記魯迅ゴーゴリ)、ポー短篇、ダブリン市民など。
中高校時代に読んだ本。
19才から21才のうちに読んだ本あったかなあ。
変身とかマダム・エドワルダ、ソドム百二十日、痴人の愛、あのひと、奇妙な仕事、見るまえに跳べ、ガラスの遊園地、真昼の悪魔、蜘蛛男、69、檸檬、風博士、いずこへ、桜の森の満開の下、グッド・バイ、三四郎、夢十夜、みずうみ、歯車、蜃気楼、或る阿呆の一生……
どれも古いのが多い。
あのときはいまより熱中してたなあ。
これからはもっと趣向の凝ったガイブンが読みたい。