古井由吉とピンチョンは同い年
- 作者: ブルボン小林
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2009/09/09
- メディア: 文庫
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あまりに不吉でいえずにいた結果になった。
しかし10年代のはじまりとしては、いまだに現行のシステムでは不具合が生じるということがはっきりわかっただけでもいいのか。
連綿とつづく無理解が強く存在している。
あいかわらず頭がかたい。
反発する力になればいいのか。
新しい枠組みを一から作ったほうがいいのか。
おなじく該当作なしだった11年前の99年上半期の候補者は
藤野千夜
大塚銀悦
伊藤比呂美
松浦寿輝
若合春侑
玄月
青来有一
の7名である。
このうち4名がのちの芥川賞を受賞する。
09年下半期の候補者はこれからどうなるか。
10年代は7月の10年上半期からスタートともいえるし。
まだまだです。
きょうのスタジオパーク。
須藤理彩の書棚にヒメアノ〜ルが数冊あった。
川上未映子の本棚には「働かない」という本があった。
両冊とも、うちにもありますよ!
忿翁が読みたいなあ。
アマゾンで小説の方法と失われた世界、ぐずべり、KKKベストセラーズ、魚雷艇学生、氷河が来るまでに、禁色、言葉と物、シネマトグラフ覚書、ヴァリス、ノヴァ急報、妹、ツールボックス・マーダーなどを買おうか。
きょうアマゾンからパフュームのDVD着。
ブランショ小説選はいまだ連絡なし。
ならず者たち、喪の日記、なぜ、すべてがすでに消滅しなかったのか、同じ時のなかで、私にとっての20世紀、ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ、阿呆物語などもほしいなあ。
物欲について古井さんはきのうの新聞で
今は物欲が盛んなように見えても、本当の物欲かなと疑問に思うことがあります。市場主義が徹底してくると、供給側のペースになってしまう。一見多種多様、でもよく見りゃ同じなんです。選択の余地を奪われているんです。
といっている。
供給側も均一化していくような気もするが。
その点ピンチョンはすごいのか。
ヴァインランドは資本主義を謳歌しているようで、とまどう人間を戯画的に描いている。
ゲーム的リアリズムなのでは。
よって青木淳悟はピンチョンではない。
ビッチマグネット買おうかな。