死んでも小説やめんじゃねえよ

トータス

トータス

審判 [DVD]

審判 [DVD]

1月6日(水)のスタジオパークのダンカン。
ダンカンが1959年生で、母が1935年生らしい。
これは前日の大江健三郎が1935年生で母と同じ。
またダンカン出演の、とめはねっ! での役名が大江。
出来すぎだ。
きのう、はてな経由のアマゾンでパフュームのDVDを予約。
きょうは帰り際、図書館に寄る。
かれら、と、空の怪物アグイー、と、文学のプログラムを継続しようとするも山城むつみの本だけ予約があり返却することに。
こんな評論本読むひとが豊田にいることがちょっと感動。
私は全然読めませんでした。
ヴィデオブースでハネケのコード・アンノウンを観る。
ハネケは4作目。
ジュリエット・ビノシュということを忘れて観入ってしまった。
しかしストーリーはまったく追えず。
ジャンはどうなったのか、ジョルジュは閉め出されたのか、女物乞いは誰なのか、フランソワは誰なのか……
はじまってすぐフランス語なのかも判別つかないほどに、ひさしぶりに吹き替え版ではない洋画を観た。
そういえば、イーストウッドの新作を阿部和重ツイッターで褒めてたけど。
しかし乙一や阿部さんの高尚な趣味にはついていけないような。
ファニーゲームとか群盗第七章とかトータスとか。
ミヒャエル・ハネケは、マイケル・ハネケということか。
だから71フラグメンツで、マイケル・ジャクソンの黄金のパンツが最後大写しになるのか。
コード・アンノウンや71フラグメンツみたいな群像劇を小説で書いてみたくなった。
コードみたいに訳わからない感じで。
コードは表面上はきれいな話だった。
しかし戦争とか人種とか障碍とか貧富とか、いろいろあるけど。
もっともさらっとハネケの嫌味がなく観られるが、奥が深いのか。
観客が能動的に鑑賞しないとおもしろみが出ない感じか。
あとベニーズビデオを観て、もう図書にはハネケ作はないだろうか。
つぎはオーソン・ウェルズの審判を観ようか。
同行したランショくんはひどく疲れた顔をしていた。
どうしたんだろう。
かれはことし1Q84論を書くと意気込んでいたが。
おかねがないのにブランショ本なんか買うからか。
でも兄にエコポイントの余りである2000円の図書カードをもらったそうだが。
私の小説はまあ順調なほうだ。
おもしろいのかは別にして。
自分でもよくわからない。
あなたとは違うんです
と、福田元首相みたい自分を客観視できない。
きのうの夜、自己表現するなにもかもがやになった。
アメトーーーーーークを観たあとに。
番組はそうとうおもしろかったんだけどなあ。
エル・サムライとか。
生きていくのは大変だ。
まともにやると疲れる。
というかまともになれない。
無駄な努力をしているやつはゆるさない、とだれかがいっていたような。
私の人生は遠回り、まわり道ばかりだが。