アマチュア作家たちよ
- 作者: ギュンター・グラス,高本研一
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1978/09/20
- メディア: 文庫
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- 作者: トマス・ピンチョン,三宅卓雄,Thomas Pynchon
- 出版社/メーカー: 国書刊行会
- 発売日: 1989/07
- メディア: 単行本
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反省大賞はソフト相撲か。
たしかにおもしろかった。
神尾裕太さんのブログ(2009年12月15日)「どこ? 本日の思いつき」がおもしろかった。
ラノベ風のシスコンものだが、純という姉の彼氏が、純文学を表しているようで、作者と純文の微妙な立ち位置のとりかたと重なるみたいで、興味深かった。
ミクシィの碧図さんの創作上の悩みの話もよかった。
相手に理解される小説を書くか、理解されにくい自分の小説を書き続けるか、のさじ加減。
0っ41さんのコメントもなかせた。
安易に理解されるものは平均的なつまらないもの、とか。
みんな頑張っている。
kugyoさんのブログにメルキド出版の本が!
ありがたいことです。
あんなしょぼい本を買ってくださるなんて。
M@D AGEさんを高く評価されているよう。
M@Dさんの本は私ももってますよ。
私たちの作品は地味ですが、なんとか続けたです。
こういう出会いがはげみになります。
ギュンター・グラスのブリキの太鼓やル・クレジオの調書、ピンチョンのV.みたいな衝撃的なデヴューを飾る小説はどうしたら書けるものなのか。
かれらはみんな20代でやっちゃってる。
頭の出来がちがうのか。
でも同じことをやっても彼らにはなれない。
なにか猛特訓をしなきゃならんのか。
時間がかかるなあ。
40代までにはなんか答えを出したいなあ。
でもきのうのアンビリーバボーでミリオンダラーベイビーの原作者の話をしていたが、49才からでも新しいことははじめられる。
70代で小説家になったっていいじゃないか。
ねえ、LIZA。
それにはまず国内である程度認められないとね。
いきなりピンチョンになれるのは青木淳悟だけだし。
そもそもピンチョンを読んでない。
でも重力の虹を36才で書くなんて。
V.は26。
阿部和重のアメリカの夜も26才。
26才もまでにはデヴューしようと23くらいのころはおもっていたけど。
怠けすぎだね。
でも小説に打ち込める時間はまだまだありそうだ。
あせらなくていい。
ノーチャンスなんてありえない。
全国のアマチュア作家たちよ、たちあがろう。
文芸誌にはあまり頼らず、自分たちの手で作品を発表しよう。
もちろん新人賞に送るのもいいけど、まずは受け皿として、同人誌の母体を築こう。
新人賞を獲ったあとでも破滅派の高橋文樹みたいに同人誌をつづけよう。
文学の新しい夜明けは近いぜよ。