静かな時のなかで

小説の経験

小説の経験

詩本草 (岩波文庫)

詩本草 (岩波文庫)

寝るまえの深夜1時45分くらいから、カフカの「城」を読むようにしている。
ミヒャエル・ハネケの映画も観たいけど。
読書をするのは大概夜だ。
「存在の耐えられない軽さ」で、スタンダールは夜の作家といっていたが。
執筆も夜。
昼はブログで、朝は寝ている。
ミクシィのがあみんさんの日記に
≪(ドストエフスキー地下室の手記」を読むのは)カフカの「城」を読むよりはましだと思って辛抱強く最後まで読み切ることにした(「城」を読むのは苦行であった。あれほど、人を虚しくさせる小説は無いと思う。)≫
とあった。
「城」は案外笑えるとおもうが、があみんさんのいうこともわかる。
があみんさんは「罪と罰」も「カラマーゾフの兄弟」も読んだそう。
深夜の15分くらいは海外の古典を読もうとおもっているので、「城」がおわったらドストエフスキーも読みたい。
日本の古典も読みたいけど。
上田秋成とか。
大西巨人も執筆は深夜とか。
亀山郁夫も。
津村記久子は早朝か。
クレバは夜は作曲しないそうだが。
今週の「情熱大陸」が、亀田誠治ですね。
予告編で「裏方大好き」といっていたが。
今月はエコポイント特需でお金があまってウハウハとおもっていたのに、もう底を尽きそうです。
消費の恐ろしさ。
今週は土曜日の「文学新人賞がこんなにわかっていいかしら」以外外出はひかえよう。
鼻の頭のメンチョウもあるし。
そういえば「めくらやなぎと眠る女」は、はじめて村上作品で古本ではない、単行本で買ったものだった。
文庫ばっかりだったので。
古本の単行本は「1973年のピンボール」を買って、クドウ君にあげた。
大江健三郎も古本で「小説の経験」を今年買ったのが、これがはじめての単行本で、新刊の単行本を買ったことはまだ一度もない。
今月の講談社からの新刊「水死」ははじめて買う新刊単行本になりそうだ。
まったくの初心者といっていいような遍歴。
まだまだ成長期なので、いままでの薄っぺらいキャリアで評価しないでください。
ただいま、34才独身。
坂本竜馬もキリストも33才で亡くなったけど、私はなんの偉業も達成していない。
しかし方向性は見えだした。
詩>食>色のプライオリティーでやっていきたいです。
きのうの「Jブンガク」でやっていた柏木如亭「詩本草」のように。
でも、真鍋かをり優木まおみに口説かれるようなひとにもなりたいような、なりたくないような。
芸能メディアにうつつをぬかしてはならないのかも。
私の弱点です。