なぜ?

リタ・ヘイワースの背信 (1980年) (ラテンアメリカ文学叢書〈15〉)

リタ・ヘイワースの背信 (1980年) (ラテンアメリカ文学叢書〈15〉)

カフカの「城」 [DVD]

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湾岸戦争が起こった1990年に中学を不登校
イラク戦争が起こった2003年に小説を本格的に書き始める。
この間13年間。
商業誌デヴューは書き始めてから13年後の2016年41才か。
いまから7年もある。
7年前といったらまだ東京にいた。
バイトをやめ、スカパーを観ていた。
めぞん一刻」や「殺人者はライフルを持っている!」ピーター・ボグダノヴィッチ監督などを観ていた。
高橋源一郎が一番好きな映画監督だ。
安原顕のインタヴューでそういっていた。
私が一番好きな作家はマヌエル・プイグということになっている。
しかし3冊の著作(文庫)を読んだのと、原作の1本の映画しか観ていない。
アマゾンで買ってみようとおもってます。
リタ・ヘイワースの背信」とか。
1500円でしたし。
スペイン語で書いているのか?
入院していたとき、患者さんの1人に、何語か質問されて答えられなかったことがあった。
その患者さんはスペイン語を習っていたが。
病床からスペイン語を練習する声が聴こえてきたりしたけど。
アメリカが戦争を起こすとなぜか人生の分岐点に差しかかるのは偶然だろう。
9・11のときやアフガン侵攻のときは平穏だったし。
でもアブグレイブ刑務所とか創作の原点ではあるけど。
普通に生きるのをあきらめ、なにかを無益であっても創作することに重点をおいた生活に切り換える。
司書もあきらめたし。
この生き方でいいんだろうか。
病気が治ったら、就職して結婚したほうがいいのか。
病気は一生ついてまわるかもしれないけど。
なんとか文芸誌業界に裏技で裏口入学できないものか。
そうすればそれで就職したことになって、美人編集者と結婚できないものか。
そうとう自己啓発しないと無理だろう。
いまのままの生活のなかで幸せをみつけられればいい。
エグザイルの奉祝曲「太陽の国」にもそんな歌詞があったような。
生活が第一。


チャド・マレーンミヒャエル・ハネケの「カフカの城」を観ているそうですよ。
やっぱりチャドはただ者ではない。


下積みが長ければ長いほど、経歴が厚くなってあとあと力になる。
エドはるみみたいに。
磯崎憲一郎みたいに。
私の場合は、正規の就職・結婚をするよりも、大切なことを世界にもっと伝える価値ある意味がほかにある。
そう信じたい。
「ピクニック」の優男がいう責任の重さを超える生きる喜びのようなものが。
無意味なことが大切な命をはぐくむという真実が。