絶対と相対

大人のためのイギリス児童文学 (NHKシリーズ NHKカルチャーラジオ・文学の世界)

大人のためのイギリス児童文学 (NHKシリーズ NHKカルチャーラジオ・文学の世界)

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書苑イケダで高橋源一郎の「13日間で『名文』を書けるようになる方法」と「大人のためにイギリス児童文学」を買う。
「13〜」は「小説トリッパー」で読んでいた箇所もあったが田舎にも流通しているのがうれしくおもわず購入。
「大人〜」は木曜夜8時30分からの「カルチャーラジオ」で川端康成の講義のあとをうけてのものだ。
これもおもわず購入。
「13〜」のあとがきで
≪ことばの『正しい』用法は、もしかしたらひとつかもしれないけど、間違いは、その間違いをおかした人間の数だけあるんだからね!≫
と書かれている。
成功は絶対で、失敗は相対。
絶対的価値は存在するが、それは多種多様な失敗から導きだされるものだ。
ということか。
だれでもそれぞれべつべつのやり方で違う対象から絶対的真理にたどりつける。
オウム的な真理じゃなくて。
しかし、作家になれるのならなんでもいいというのは、間違いしかおかさないだろうか。
売れる、売れないが絶対でもない。
でもだれかが絶対を決めるのだろう。
頼りないひとりひとりが。


私が関わっている同人誌「メルキド」が、模索舎で5年の間に10冊売れたそうです。
タコシェでは4冊だった。
文学フリマは4回(名古屋含む)参加して10冊くらい売れている。
雀の涙なのかもしれませんが、感謝してこれからも良き読者をもとめて日々精進したいです。


中日ドラゴンズ一筋、井上一樹引退。
記録よりも記憶に残る名選手でした。
大一番での、もう一働き頼みますよ!
こんな作家になりたい。