ジャクソン・ポロック展

ジャクソン・ポロックとリー・クラズナー (岩波アート・ライブラリー)

ジャクソン・ポロックとリー・クラズナー (岩波アート・ライブラリー)

グリーンバーグ批評選集

グリーンバーグ批評選集

きのう、芸文10階の愛知県美術館で観てきた。
1912年に生まれ、44才のとき交通事故で死去。
成熟期の35から38才までにいろんな影響を受けた。
地方主義、ネイティブアメリカンの砂絵、メキシコの彫刻、シュルレアリスム、アル中での絵画療法、モダンアート。
そしてポーリング(流し込み)、オールオーヴァー(均質なパターン)などの技法を生み出していった。
晩年はブラックポーリングに移行したが、書けない日々が続き、飲酒運転のすえ亡くなった。
なかでも、1951年の読売アンデパンダン展で日本にも来た「ナンバー11,1949」と1950年の「インディアンレッドの地の壁画」が抜群にすごい。
前者はポストカードを購入。
兄は奥さんとの美術書とグリーンバーグというポロックをはじめに激賞した評論家の書籍を買っていた。
丸善やスタバに寄ろうとするも、やめる。
帰宅し、アナログの日記をつけると、小説を書き始めてことしで20年になることに気づいた。
実家に帰って10年か、と書き始めたのだが。
これからの10年、20年をどう過ごすか。
火曜日の芥川賞をニコ生で観て、自分の浅はかさを思い知った。
現実のダイナミズムを感じたというか。
このままじゃあかんなあ。
でもすぐ結果を出せるような力はいまはない。
20年もいろいろと創作に打ち込んできたのに。
ともかく多種多様な影響を受けて、なにがなんだか判らないなかで、答えを得たい。
カオスじゃねえよ!