「性的人間」読了
- 作者: トマスピンチョン,Thomas Pynchon,佐藤良明
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2011/10
- メディア: 単行本
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後半はまったく風景描写がなくなるような。
ドストエフスキーみたいなもんか。
「嵐のような詩」を書けないコンプレックスを描いているのか。
Jと父親の年齢差が、私と大江健三郎と同じ40年だった。
バルガス=リョサも読んだのかなあ。
『新潮』11・11でリョサの『私の小説作法』が載っていた。
講演の会場には大江さんもいたそう。
スペイン語の”ちんこ”が翻訳されていなかったよう。
”ピチューラ”という原語のカタカナ表記でした。
「小犬たち」か。
読んでみようかな。
リョサが述べていた実人生の或る記憶を手始めに書き初め、そこから想像力を使って広げて行く、という方法は共感した。
*
きょうは、ハロウィンか。
もとは11月1日で、ケルトのお祭りだったようです。
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ピンチョン全小説『ヴァインランド』きょう発売か。
2巻組ではないみたい。
本文の註を控え、「ヴァインランド案内」という長い解説を付けたしたようです。