りさたんはMoMAの灰色の椅子と同化したい

夏の魔物

夏の魔物

蜩の声

蜩の声

きょうの『サワコの朝』を録画で視聴。
綿矢りさは、1984年生まれ、ねずみ年だった。
83年、いのしし年かと、ずっと勘違いしていた。
スピッツの『夏の魔物』とユーミンの『卒業写真』を好きな曲として挙げていた。
芥川賞受賞は、あとあと考えるとプレッシャーがかなり強く、やっぱり『夢を与える』は失敗作だったと認めるような受け答えだった。
だから、なかなか文庫にならへんのかな。
大作を気負ってものすより、自分のいまできることを書く、と決めたら楽になったとか。
むっつりすけべを認めてもいた。
最高だね。
父親は、着物関係の仕事だったそう。
『インストール』を父母に読まれたのが、いやだった。
好きな男性のタイプは、物静かなひとで、自分が隣で明るく騒いでいたい。
元カレも、そんな感じの男性だったが、いまはひとごみに流された。
子どもの頃は、お小遣いのほかに、本はいくらでも買ってよかった。
高校生時代の創作ノートを披露。
腐った食べ物とかについて、幾通りの表現を箇条書きで、文章練習。
かわいさは、うずき。
       *
古井由吉の誕生日が、イトコと同じで、空襲で自宅が全焼したのが私の誕生日と一緒、父が金沢大学4年生のとき、古井さんが助手として赴任、そして芥川賞受賞が兄の生まれた年。
親は岐阜出身で、戦争での疎開先も郷里だった。