脱アヴァンギャルド宣言

真贋 (講談社文庫)

真贋 (講談社文庫)

眠れる美女 (新潮文庫)

眠れる美女 (新潮文庫)

過去の潮流に収まらない。
中原昌也も、カテゴライズされず、なんとか主義とかにまとめられないものがいい、と言ってたような。
ポストモダンにも、ヌーヴォーロマンにも、シュルレアリスムにもならない。
憧れはするが。
どの流派もまとめられることに不快感をもっていたこともあったような。
それに、なんとなくにでも自分の作品を見てみれば、そんな潮流は一切感じないのが現実。
ただ言っているだけで、なんの実行もしていないていたらく。
しかし、まったく新しい小説は無理でも、なにかほかとは違うものを創りたい。
       *
きのうは、『フックブックロー』を視聴後、歩いてメグリアへ。
高島暦で、今年の10月の占いを見ようとしたら、すべて2012年のに変わっていた。
来年の37才は、小さな船から、大きな船に乗り換える?
講談社文庫『真贋』を立ち読み。
迷ったときは、両方やれ。
フランス文化潮流には、到底なれないが、どこか普通の文春的小説は書きたくない。
「速さより深さ」
横浜トリエンナーレに出品している若い芸術家が言っていた。
もっと創作に情熱を込めたい。
下手でも物語がなくてもいいじゃあないか。
そうそう、きのうから筒井康隆お薦めの「片腕」を読み始めました。
それでは。