雨の収穫

ユリイカ2004年12月臨時増刊号 総特集=多和田葉子

ユリイカ2004年12月臨時増刊号 総特集=多和田葉子

反復

反復

『雪の練習生』を破ってしまって落ち込んでいたが、転んだあとにどう立ち上がるかが大切という、リンカーンの言葉を思い出して、多和田葉子論を書こうとひらめき、そういえば書苑イケダに多和田さん特集のユリイカがあったことに気づき、アマゾンでさっそく調べたら6761円もした。
というわけで、雨の中、精文館まで『波』をもらいに行くのを変更して、ビデオ合衆国でジョイ・ディヴィジョンを借りたあと、イケダに寄りました。
『ヨムヨム』の北野武太田光のエッセイを立ち読み。
武さんは『超訳ニーチェの言葉』か『ニーチェ超入門』かのどちらかは忘れたが買って読んで、あたりまえのことしか書いてなかったのでがっかりしたそう。
太田さんは『マボロシの鳥』を小説と認めない人がいて、困ったとかなんとか。
週刊誌で森まゆみを知る。
本、青春と読書、本の旅人、波、ちくまのそれぞれ3月号をいただく。
精文館まで行かなくてよかった。
イケダはPR誌を置くのがほんとたまにないことがある。
これだけ置いてもらっているだけでもありがたいが。
結局、『ユリイカ』と『反復』を購入。
帰りファミリーマートのATMで今月分のお小遣いを払い戻し。
六星占術』では今年、お金を自分だけの欲望の満足に使うな、とあった。
『反復』は日本の古本屋で送料別で2000円のがあった。
アマゾンだと中古だけしかなく、送料別2600円。
きょう買った定価は税別2600円。
あんまり綺麗じゃないけど。
『眠れ』はアマゾンだとあまり状態がよくない本しかなく、正文館のはそこそこよかったので買ったのだが。
鏡を見ると、口に泥がついていた。
きょうの出費が無駄じゃないといいんだが。
それにはまず多和田さんを読んで評論を一本書くか。
来年は『死んでも何も残さない』論を書く予定だが。
どちらも新潮社か。
靴下が濡れた。
シューズがメッシュだった。
小説はようやくなんとか順調になってきました。
新人賞締め切り6月末まであと4ヶ月。
もう雨はやんでいる。
それでは。