母方のおばあさんが亡くなりました

運命のボタン (ハヤカワ文庫NV)

運命のボタン (ハヤカワ文庫NV)

百年読書会 (朝日新書)

百年読書会 (朝日新書)

昼起きると、置手紙があり、祖母が亡くなったことが書かれていました。
兄に訊くと、かれも起きたときには母はもういなかったそうです。
昭和元年生まれの84才。
三島由紀夫の一個下。
ちなみに母は三島自決の年に結婚。
生まれたのは太宰治が情死した年です。
祖母は、大往生でしょう。
ご冥福をお祈りします。
       *
ソングライターズでアジカンのゴッチが、好きな言葉は、継続は力なり、嫌いな言葉は、死ね、といっていました。
長く続けるには、少しずつ無理せずにやることがコツなんではないでしょうか。
死ね、というと自分にも火の粉が被る気がします。
       *
アパートの空室といい、母がパートで働いている店の経営不振といい、いまこの家の経済は傾きだしている。
おまけに最愛の祖母の急逝。
なにかを変えないとやばい。
ネクストジェネレーションが奮起しないと。
小説でお金を稼げるようにならないもんか。
大手文芸誌に送るしかないか。
お金を節約しないといけないが、またきのう書苑イケダに夕方から行って散財してしまった。
リチャード・マシスン運命のボタンと百年読書会。
世界史の構造も注文してしまった。
兄の誕生日プレゼントのために占星術殺人事件をアマゾンで購入もした。
景気よく財布からマネーが飛んでいく。
おばあさんとおじいさんからもらった5000円が消えていく。
のーん。
お金が底を打つのは判り切っている。
しかしやめられない。
消費が創作にフィードバックすりゃあいいが。
ぜんぜん読んでない。
生の経験を買っていると兄は言うが。
文化と生。
売れる小説か。
そこそこ売れる小説。
生活の足しにはまったくならんが。
高級レストランを食べ歩くような人生はこないのか。
それはそれでいいけど。
本は一番安い楽しみ、と中原昌也がいっていたようだが。
もう今月で2万以上本代に消えている。
生命保険の配当金5000円をおろせばよかったか。
しかしあと15年である程度、結果を出さんといけないだろうから、いまが人生でもっとも大事なそしてもっともお金のかけがいがある時期かも。
50までになんとか納得のいく傑作を残したい。
母が帰ってきました。
おじいさんがやれやれといったそうで、みんな爆笑したとか。
       *
いい本を買っていればそれで構わないのだが。
まったくのちに価値の出ないようなもんを買いあさっているような。
がらくた商品の山。
でもないか。
それをがらくたにするもしないも自分次第だ。
感動できればがらくたでもいい。
出来ん代物ならしょうがないが。
だったらまた探すしかない。
あしたはブックオフに行こうか。
あと精文館でポパイも探そう。
阿部和重のインタヴューが載っている。
       *
なんとかならんもんか。
あしたは兄の39才の誕生日です。