売れなきゃ

のぞき学原論―-The Principles of Peepology-

のぞき学原論―-The Principles of Peepology-

BRUTUS (ブルータス) 2010年 7/1号 [雑誌]

BRUTUS (ブルータス) 2010年 7/1号 [雑誌]

同人誌でもそうだけど少しでも売れたほうがうれしい。
物語でなくて、前衛的な手法でも売れるものは売れる。
受けを狙って、ひよって、すりよって、創作しなくても案外売れるもんだ。
自分のやりたいことをやりきったほうが質も量も良くなることもあるだろう。
どのように読まれるか想像したほうがいいだろうけど。
緊張感をもって想像する。
完成した早稲田文学新人賞に送る作品は、欠陥だらけの青春小説で映研の話なのに上映会の描写もないし新入生も入ってこない。
けいおん風の男ヴァージョンだったのかと、いまになると思えるが……
商品としてはまったく成立していない身勝手な作品だと思う。
だからワセブンなんだが。
しかしこれじゃあいけない。
もっと物語よりにするというより、もっと実験をしたほうがいいということ。
そうすれば需要はある。
あるはずだ。
読者への奉仕、捨身は物語に限ったことではない。
もっと間口は広いはずだ。
読者の許容範囲は案外大きい。
それだけ多様化しているはずだ。
前例も多くあるだろうし。
ワセブンに出すやつは下手に物語風なものを目指しているところもあったからあんまり自分でおもしろいと思えないのかも。
もちろんそうやって流通にすりよってみてもまったく商品になっていませんが。
自分の力を最大限に生かすためにも大手の文芸誌の新人賞に挑戦するのはやっぱり健康的なことなのかもしれない。
初期衝動が大切。
トリッパー サマーの和子の部屋で阿部和重が締めの言葉で言っていたが。
しかしメジャーの流通する作家に無理してなる必要もないのかもしれない。
お金はもらえないけど。
新潮新人賞に出すとかいうのは無謀なのかなあ。
ワセブン一本に絞ったほうがいいのか。
新潮は獲れるわけないし、獲ったとしても勘違いしていい気になるくらいだしなあ。
第25回のワセブンにかけるか。
矢野優より市川真人を信頼する。
それでいいか。
すべらない話は宮川大輔が獲りましたね。
龍馬の霊が……
きのうはブログをそうそうに切り上げ書苑イケダに行ってきました。
アンアンを立ち読み。
村上ラヂオは手紙が出せない話。
星占いはふたご座が思惑違いでおうし座が発言注意。
青山真治のストレンジフェイスを立ち読み。
三浦俊彦ののぞき学原論も。
ブルータスも。
あすイケダにblue daisyが着く模様。
30日は俺俺。
7月1日には悪と仮面のルール。
せわしないなあ。
さてと。