滅私

悪魔スヴェンガリ (トールケース) [DVD]

悪魔スヴェンガリ (トールケース) [DVD]

「ダブリナーズ」死せるものたち読了。
やっぱりジョイスはいい。
簡単に深いことをやってのけている。
ユリシーズや若い芸術家の肖像、フィネガンズ・ウェイクはなかなか読めないが。
ダブリナーズを中原昌也は読めんと言っていたが、私は好き。
篠島(死の島?)に行ったとき買った気がする。
ハタチ前後か。
こういう物語なら書きたいと思う。
完璧な物語だ。
小話だけど。
そこがまたいい。
そう言っていながら、まだ全部は読んでないが。
ゆっくり挑戦しようと思います。
ある意味理想の小説の一形態。
歯車、空気頭に並んでの。
       *
この1年、いつもは貯金していた月3万を自由に使えることになった。
しかし今まで臨時でその都度もらっていた美容院代や名古屋行楽代、東京旅行代などはここから工面しないといけないのだが。
12月、5月と東京に行く予定だがら、その旅費が20万円。
となると正確には11か月だから残りは13万くらい。
そのうち美容院が5回で2万円、名古屋代なども入れるとほかに自由に使える金額は10万以下。
電子ブックとか買うともうなくなる。
石田徹也やベーコンの画集でも買おうと思ったが。
しかし来年の5月からはお小遣いが5000円から1万円に減りそう。
これはいかん。
はやく作家にならんと。
しかし自分の目標は死ぬまで書き続けること。
それにとっていい環境ならなんでも歓迎だ。
プロの作家になっても人気がなくて依頼がなくなるかもしれんが、それでも書き続ければいいのか。
しかし自分のペースでは書けない。
かといってこのまま職がなく書いていても生活費が底を尽きてしまって、生存を危うくし、書いてられなくなるかも。
べつにそんなに続ける必要性もないのか。
芸術ならほかになんでもいい気がする。
お金をあんまり使わないことだ。
       *
きのう図書館へ。
カーペンターズ・ゴシック、父の墓、書かれない報告を貸し出し。
悪魔スヴェンガリ(1931)を観る。
古い映画はほんと好きだな。
叡智を感じる。
       *
内田樹の日本辺境論はサンデルコミュニタリアンに通じるのか。
村上春樹原理主義と地域主義についてなにか言っていたと思うが。
リージョナリズムか。
俺俺や悪と戦うは買おうかな。
神器も。
すばるか。
無理かな。
西野カナさんが亡くなりましたね。
ご冥福をお祈りします。