アベノミクスと私

映画の日に、トヨタグランドで、『モネ・ゲーム』を兄と観てきた。

そのまえに、ココ壱で、チキン夏野菜カレー+なすとヤサイサラダたまごを食べる。

先週の月曜日には、兄のスマホへの機種変更の付き添いでauショップに行った帰りに、メグリアの握一番で回転寿司を食した。

めざましテレビで、薦められていた、海ぶどうや旬のあじや桜鯛など。

木曜日は、丸源ラーメンで、冷やし中華を食べた。

餃子とソフトカップいちごも。

帰りにケーズデンキとお宝創庫に寄り、中古のサイリウム、グラス、CDなどを購入。

そしてきのうのココ壱があったわけで、外食尽くし。

しかもすべて兄と同行。

お互い彼女がいないと、こうなるのはアラフォーゆえか。

脱線してしまった。

『モネ・ゲーム』は、コーエン兄弟脚本で、主演はコリン・ファースキャメロン・ディアス

メグ・ライアンより、キャメロンが、いいかな。

パンフで、『マルコヴィッチの穴』や『バニラ・スカイ』に出ていたことを知る。

ターゲットの大富豪役が、ハリポタのスネイプ先生だった。

有名な日傘の絵は、モネなのか。

ガンベッタの上映会のチラシで使った雨傘の絵は、マネだと思っていたけど、モネだったのかなあ。

SF拘泥

虚構機関―年刊日本SF傑作選 (創元SF文庫)

虚構機関―年刊日本SF傑作選 (創元SF文庫)

The Indifference Engine (ハヤカワ文庫JA)

The Indifference Engine (ハヤカワ文庫JA)

ようやく、数日前に、伊藤計劃の「The Indifference Engine」を読み終えた。

伊藤さんのは、『屍者の帝国』『ハーモニー』『虐殺器官』の始めを少し読んで挫折していた。

ハードな軍隊設定に食傷気味だったが、読了できたのは入門的に読みやすい。

文末の「著者のことば」によると、イアン・ワトソンの『エンベディング』から当作に出てくるゼマ族、ホア族の名称を借り受けているとのこと。

ほかにも『Dr.ジャガバンドー』なる映画からも固有名を採っているよう。

こういうインスパイアは、深みがあっておもしろい。

私は東京創元社の年刊日本SF傑作選で読んだが、ハヤカワ文庫からも、これが表題作になったのがある。

こんどは「From The Nothing.With Love.」を少し間をおいて読もうか。

あとは、リチャード・マシスンが87才で今週亡くなった。

中原昌也が、小学生時代に読んでいた作家。

『アイアム・レジェンド』『トワイライト・ゾーン』『激突!』の原作者として有名。

運命のボタン』も映画化されて、そのとき原作本を買っていた。

そして『影が行く』の「消えた少女」、『20世紀SF 初めの終わり』の「終わりの日」も家にあった。

これらもぼちぼち読むとして。

いまは『音楽の日』を点けながら、ブログを打っている。

ベルクソンはSF的と、金森修が述べていた。

 

 

なんでTOYOTOWNには、ザキヤマがいないのか考

エドヴァール・ムンク (タッシェン・ニュー・ベーシック・アート・シリーズ)

エドヴァール・ムンク (タッシェン・ニュー・ベーシック・アート・シリーズ)

f:id:goro5:20130625185644j:plain

兄が帰ってくると、昼に起きぬけ、『笑っていいとも!』を観ることになる。

きのうは、林修先生が日本文学について話す復習のコーナーがあった。

小説は書き出しで選べ。

『走れメロス』『雪国』の掴みの凄さを語る。

でも私は、大江健三郎の『取り替え子』『洪水はわが魂に及び』やオーツの『生ける屍』など、冒頭を立ち読みして、第一印象では頭に入ってこなかったが、判らずとも一応購入し、ある日なんとなく読みだして、とても大切な一冊となったこともあった。

保坂和志もルーセルを十何年も棚に置きっぱなしにしていたが、ある日から突然読めた、と「小説をめぐって」で述べていた。

クンデラの『存在の耐えられない軽さ』では、≪一度はものの数のうちには入らない≫とあったから、小説の書き出しを読むだけで判断をするのは危険だろう。

時間をおいて読みだしてみると、すらすらと進めることがある。

後藤明生の『吉野大夫』も、そんな感じだった。

あと林先生は、夏目漱石の小説は、三角関係が多いと解説していた。

父ー母ー子のオイディプスコンプレックスなんかも引いて。

『三四郎』『それから』『門』の三部作は有名だけど、『彼岸過迄』『行人』『こころ』も三部作なんだとか。

最後にレギュラーへのお薦め本として、タモリ中島敦の『名人伝』、爆笑田中に同著者の『悟浄歎異』、千原ジュニアに『行人』を上げていた。

また、きょうの『いいとも』のテレフォンショッキングのゲストがタカヒロで、サグラダファミリアの話をしていて、グーグルの検索ロゴがきょうガウディ生誕161年だったのは、いいともスタッフの思惑だったのかしら。

ほかは『日曜美術館』のムンクの絶筆が大変素晴らしかったことが印象的だった。

これも何度も観ていた絵だったと思う。

ザキヤマ、カンバーック!

再見

文学界 2013年 06月号 [雑誌]

文学界 2013年 06月号 [雑誌]

バースデイ・ストーリーズ (村上春樹翻訳ライブラリー)

バースデイ・ストーリーズ (村上春樹翻訳ライブラリー)

きのう、兄が2カ月振りに帰郷した。

いろいろお土産をもらった。

左隣のラスプーチンさんの宮内悠介トリビュートや、早稲田大学現代文学会さんのLibreriとか。

早稲田の喜田智尊さんが、おもしろい。

あとはAKB関連とまいんちゃん。

ありがとうございます。

話題は、あまちゃん

私が病み上がりでなければ、きょう豊田市美術館フランシス・ベーコン展に行って、併催の『愛の悪魔 』を観る予定だった。

東京時代、アップリンクファクトリーでみのがした映画。

同監督の『リメンバランス 記憶の高速スキャン』は観た。

変な映画だったなあ。

おもちゃの兵隊が出てきて。

自作の「唇からXYZ…」を連想した。

きのう、兄とノンアルで乾杯しようかとも思ったけど、やはり体調を考慮してバナナマフィンとモンブランをサークルKで購入。

食後に食す。

8月中旬には、上京する兄と、今後の2カ月の計画を立てる。

さて、5カ月のブログ中断中は、便秘も改善され、深夜に読書する習慣もついた。

と、いっても中原昌也くらいしか読んでませんが。

いや、いや、そんなことはない。

「皮膚のない皇帝」「波打ち際の近くで」「スタンス・ドット」「続いている公園」「大きな翼のある、ひどく年取った男」「一家団欒の図,1945年」「終末のフール」『ガリヴァ旅行記』『この世は二人組ではできあがらない』「メリイクリスマス」「純愛映画」「世界の果て」『クエーサーと13番目の柱』『総員玉砕せよ!』「ウィリアム・バーンズ」「茶色い海岸」「共同パティオ」「黄色い箱」「お助け」「ウィリアム・ウィルソン」「マイノリティ・リポート」「母斑」以下略などか。

ツイッターで、ぼちぼちつぶやいたのも割愛。

 

終着点

告知

メルキド出版では、広く原稿を募集しています。

原稿料は出ない代わりに印刷代はこちらが全額負担します。

原稿用紙150枚以内。

小説、評論、エッセイ、ジャンルは不問。

締め切りは2013年9月末。

一応審査あり。

まずはご一報を。

朝日、読書人、三田、中部ペン、模索舎タコシェ、文フリなどで活動。

よろしくお願いします。

 

あしかけ5年、中断も挟みながらも徒然と打ってきた、支離滅裂なブログでしたが、突然ですけど、きょうをもって無期限の休止にしようと思います。

理由は『幼少の帝国』を読んで、節電に目覚めたとか、朝令暮改の決意に自分でもうんざりしたとか、眼精疲労、リアルに立ち返りたい、等々いろいろありますけど、始まりもあれば終わりもあるということで、さよならしたいと思います。

いままで、どうもありがとうございました。

また、どこかで会えるかもしれないし、もう忘れ去られるだけなのかもしれませんが、それらをすべてひっくるめて楽しみにして、これから天国でも地獄でも生きていきたいと思います。

それでは。

GORO拝

 

タテカエがくるぞよ

短篇小説講義 (岩波新書)

短篇小説講義 (岩波新書)

きのう、馴染みの町の本屋さんに行ってきたら、2月で閉店することを知った。

10年前に帰郷してからずっと毎週のように通いつめた思い入れのある書店。

残念で仕方ないけど、最大の謝意と、お疲れさまでした、と言いたい。

店長は、筒井康隆を最もリスペクトしていると、最近きいた。

確か先週の金曜日に『短篇小説講義』を買ったときだ。

『不思議のひと触れ』と『脳天壊了』も一緒に。

買った筒井さんの本は、小説とは外からの掟に縛られ書くのでもなく、自由に自分の好きなように書くものでもなく、内在律と照らし合わせて作るものである、というようなことを述べていた。

そもそもの内在律とは、韻律を捨てた自由詩の詩人が、心の中の天然自然のリズムを見出そうとしたもの。

でもここでは、自由にいろんなものを取り込んで知らぬ間に影響を受け次第に出来あがる内在した掟が、筒井さんの言う内在律であるよう。

それで、きのうは『トータル・リコール』と『SFマガジン』を購入し、家に帰って『来るべき書物』と『幻想小説神髄』をe-honで注文した。

こんな手軽なことが、イケダがなくなると出来なくなり不便だ。

哀しいなあ。

と思ったら、「本のメグリア」でも店頭に置いていない出版社の書籍をネット注文できた。

母の話ではレジでの注文は、契約していない出版社の本は注文できないとのことだったが。

でも、イケダがなくなると、本との出会いは確実に減るなあ。

さて、きょうは芥川・直木賞発表の日。

黒田夏子さんは20代で丹羽文雄に称賛され読売短編小説賞に入選、700枚の長篇も書き、2010年に『累成体明寂』を審美社から出しといった具合に、いろいろ活動してきて、御年75才。

こんな感じに生きていきたいですね。

トヨタのジレンマ

PLANETS vol.8

PLANETS vol.8

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

去年は、本を62作読み、映像を26本観た。

買った本は、358冊で、3年間でちょうど1000冊買った。

これは徐々に減らしていかないといけない。

きょうは、本全品20%オフのブックオフに行く予定だったが、明日にした。

大みそかに、『S.E.4』が届き、元旦は『プラネッツ8』が届いた。

「夜の世界」の住人か。

同人誌、ネットの活動が、「夜の世界」。

新人賞、アマゾンが、「昼の世界」かなあ。

最終目標は、「独立」かな。

大江健三郎は私を確立するには、私を確立した他者を認めないといけないと述べているそうだ。

メルキド出版の独立。

そのために、創元SFやコルクに力を貸してもらう。

他者に開かれて、資本主義の自壊による秩序強化に文学で内面抵抗したい。

プラスの政治の季節。

マイナス情報をプラスに。

それには、まず冬に備えよう。

キリギリス人でも、いいけど。